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心育てのプロを目指す【家族成育カウンセラー】

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幼少期の愛着形成は、人格を形作り、後の人生の歩み方に深く影響を与える、大変重要なプロセスです。安定感に満ちた愛着は、傍にいる大人との心地よい感情の響き合いが欠かせません。そして、…
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記事一覧

偏った考え方10パターンをチェック

偏った考え方をしていると、偏ったものの捉え方が固定されていきます。 その結果、関係性の悪…

愛着をすべての基本に据える

愛着形成の重要性は、いくら言っても言い過ぎることはありません。 なのに何故、人々は愛着を…

きょうだい~上の子の気持ち~

ずっと一人っ子だったのに、下にきょうだいが生まれると、上の子の環境は激変。これまで経験し…

発達性トラウマ

「発達性トラウマ」という言葉を耳にすることが増えてきました。 この言葉は、ベッセル・ヴァ…

自分の親になる

多くの人が、子育てとは、子どもために一生懸命になることだと思っていると思いますが、私は、…

性格形成

性格は生まれ持ったものだから、変えようがないと考えがちですが、本当にそうでしょうか?(う…

子どもの持つ『楽観的バイアス』を信じよう!

子どもは”物事を楽観的に捉える力”が備わっているのをご存知ですか? このことを「楽観的バイアス」と言います。 大人で楽観的な人を、optimism (オプティミズム)とも言いますが、子どもは生来、それが強く出るようになっているのです。 特に、年少児・年中児よりも、年長児の方が、より強くなるんだそうです。 例えば、夢中になって積み上げたブロックを、お友達が倒してしまったとします。 壊れたことにはショックを受けても「わざと壊そうとしたわけじゃない」と判断する傾向が強くなるそうで

意欲の正体は”成功体験”

気にする子の場合慎重でおとなしい子は、警戒心が強く、失敗を怖がり、新しいことに挑戦するこ…

関係性を学ぶ「大人のための学び舎」

先日、大人のための学び舎をスタートしました。 まだ不定期ですが、オンラインで専門知識を意…

死ぬまで続く”こころの発達”

心とはどんなカタチをしているのでしょう? 心はどうやって作られるのでしょう? 私たちは、…

信用は「過去」、信頼は「未来」を見る

「信用」と「信頼」 どちらも相手を信じる意味で使われますが、実はずいぶん違いがあります。 …

愛着形成は補強し続けるもの

愛着形成の重要性は叫ばれているけれど どうやってつくればいいのか 一度作られたらつくり直し…

愛着形成のプロ育成への想い

私が「愛着形成のプロを育てたい!」 と願うのには、理由があります。 愛着は、生涯に渡り 人…

子どもの大きななくしもの

子どもが大きな喪失体験をした時の 心ケアについて 参考にしていただけたらと思い書きました。 少々長文になりますが よかったらお読みください。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 息子が、保育園の年長さんになった時のこと。 あいこちゃんという かわいい女の子が転園してきました。 高齢出産の末に授かった というあいこちゃんは一人っ子で 大工さんの棟梁であるお父様が いつも朝早く園に連れて来ていました。 保育園ではお迎えの時間がまちまちなので お母さまにお会いしたことは