見出し画像

おうちdeまなび舎から学んだ、人にナニカが広がる瞬間を創る難しさ

こんにちは、MUSUKARI株式会社の代表取締役/共同創業者の嶋本勇介です。
今日は"おうちdeまなび舎"を始めてから、一度終わりを迎えるまでの僕らの学びを、広報担当のゆみと嶋本の対談形式で書き残していきたいと思います。マーケティング業界の方々にとっては、「そんなん当たり前じゃ!」と思われるかと思いますが、僕らの活動の裏側をきちんと見える形で残すためのnoteですので、ご勘弁ください…!

登場人物の紹介

画像1

▷ 嶋本:
おうちdeまなび舎、現MUSUKARI株式会社の代表取締役/共同創業者
元経営コンサルタントで、ロジカルな文章発信のほうが得意だったはずが、最近は気持ちを込めた文章発信にチャレンジ中。

画像2

▷ ゆみ:
おうちdeまなび舎の広報担当者。北海道のとある大学の2年生。嶋本と同じくテンションの上下が見えにくいが、実は「うぉー」とか「くそー」とか多種多様な鳴き声で唸る。

はじまり:偶然迎えた、ひろがりのはじまり

嶋本:最初は、「おうちdeまなび舎」を少しでも多くの人と創りたい!とは思っていたものの、ここまで本格的に広がって、世界中を巻き込むことになるとは思っていなかったんだよね。正直。

ゆみ:でも、すごいっすよね。あんなにたくさんシェアされて。2000件超えのシェアなんて初めて見ましたよ~。

嶋本:僕も初めて見たよね。でも、なんであんなに広がったんだろう?って自分なりに僕らの打ち出し方を振り返ってみると、こんな感じだったかなぁと。
①タイミングの合致:臨時休校の全国一斉要請ニュース直後に出したこと
②旗の掲げ方:「自分たちが~やります!」じゃなくて、「一緒に出前授業を届けましょう!」と打ち出したこと

ゆみ:確かに、自分もそこに関わろう!って思えることって大事ですよね。みんながどうしよう…ってなっていたからこそ!

嶋本:そうそう。暗いニュースの中で、前向きなアクションが広がっているのが嬉しかったっていうコメントなんかも見られて、とりあえず動き出してみて良かったなぁって本当に思ったなぁ。

ゆみ:そうっすね。で、このあと私たちが広報チームとして授業の広報とかを始めたんですよね。

嶋本:そうそう。TwitterとかFacebookで日々の授業のレポートを作って広報してくれたよね!

ゆみ:はい!…でも、大変でしたよ。正直。

ぶつかった壁①:頑張っても、共同代表の投稿に勝てない

嶋本:ほう。何が大変だったの?

ゆみ:だって、頑張っても共同代表の人たちの投稿みたいに広がっていかないんですもん。泣

嶋本:あー、たしかにそうだったな。

ゆみ:がんばって写真つけたり、工夫してみたけど、共同代表がリツイートとかシェアしてくれた時の方が見てくれる人の数とか拡散されることが多くて嫌になりましたよ、正直。笑

ぶつかった壁②:広げようとしても、広がらない

嶋本:たしかになぁ。それって、なんなんだろうね。

ゆみ:なんなんでしょうね。

嶋本:結局さー、最初の話に戻るけど、「僕らがやっていることを広げようとしていた」から、広がらなかったんじゃないかな?だってさ、すでに出来上がっているものを広げてほしい!ってめっちゃ僕らのエゴだよね。笑

ゆみ:まぁ、それはそうですね。広げようとすると、広がらないんですね。

嶋本:そうね~。でも、それで色々悩んでチームで会議したことがあったじゃん!あれはよかったよね!

僕らの答え:自分たちだけで広げない。

ゆみ:だって、広がっていかないから、何かしなきゃ!と思っていたんですもん。私がしたのは、みんなに相談しただけですよ?

嶋本:でも、その相談から生まれたのが「世界へのバトン」でしょ?

ゆみ:考えたのは私じゃないですけど。

嶋本:まぁ、そういわずに。笑

ゆみ:でも、今まで講師をしてくれた方々が気持ちよく情報発信するための仕組みとして、あれはよかったなぁと思っています。「まなび舎を広げるんだ!」とかそういうんじゃなく、「自分たちがかかわった子どもたちに、こういう言葉を伝えたい!」って発信してくれてたから、一人ひとりの文章にとても心動かされましたよね。

嶋本:ほんとね。たくさんの愛情が感じ取れて、なんだか僕らも元気をもらったね。

ゆみ:自分たちだけで広げようと思っていたのが、違ったかもですね。

嶋本:ほんとそうだな。「自分たちが広げたいもの」に目を向けるのではなく、「みんなが発信したいこと」に目を向けて考えなきゃいけないってことだね。

ゆみ:なんか真面目にまとめましたね。

嶋本:そういう役割なので、ワタシ。笑

最後に

明日は、この対談に登場してくれたゆみちゃんが振り返り記事を書いてくれます!彼女の心の動きを中心に、悔しかったことや頑張ったことをたくさん書いてくれています…!

乞うご期待です!!!
今日は読んでくださってありがとうございました!

嶋本勇介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?