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おうちdeまなび舎 誕生ヒストリー

 

こんにちは!おうちdeまなび舎共同代表の日向です。

今回は、「おうちdeまなび舎の誕生ヒストリー」ということで、共同代表の中で最も客観的に?おうちdeまなび舎を見ていた日向がお届けします!

【おうちでまなび舎の誕生】


2月27日19時47分、嶋本・新岡・日向の共同代表が“おうちdeまなび舎”を創るとFacebookで声を上げました。その後、みるみる内にシェア数が伸びていき、最終的に2289名の方々がシェアをしてくださいました。

そこから一気に講師や保護者の方々から応募があり、最終的には135名の講師の方にご協力頂き、全273授業を3,984名の子どもたちに世界を広げる出張授業を届けることができました。

最初は約2週間の北海道の休校対策が、全国一斉休校を受け、おうちdeまなび舎の実施期間も延長。約3週間の休校対策プロジェクトとしての実施でした。

そんな、私たち共同代表ですら想定していなかった広がりとなったおうちdeまなび舎ですが、そのきっかけはとてもあっさりと始まりました。(日向目線では)

【新岡から突然の、Facebookグループ招待】

2月27日18時頃。突然、新岡から「全国こども向け講師の会」というFacebookグループの招待。

「新岡さんがコロナ対策で何かするんだな。。」と、説明待たずにポチっと参加。

その後、新岡からこのようなメッセージが届きました。

「明日から、幼稚園小学校休校でお母さん方がめちゃくちゃ困っていて。

急遽オンラインで子供向けに授業をやれたら いいんじゃないかな。思い付き動き始めました

対象は幼稚園児~小学校低学年。 youtubeで動画見せるしかなくって、 親も心苦しいし、子どもにとっても 時間浪費でしかなくて、もったいない1週間強になっちゃいそうなのをどうにかしたい。というwantです。。。

力かしてくださいぃぃぃ。」
※原文ママ


自身で会社を持ちながらも、まだまだ手のかかる小さなお子さんを持つ新岡は、全国一斉休校で困惑する一人の母親でした。


そんな新岡の、感情の籠ったSOSは、丁度僕が運営する学童保育とフリースクールをひとまず一週間休所を決定しつつも、どう子どもたちのフォローをできるか、答えの出ない僕には刺さるモノがありました


ひとまず僕は二つ返事でOKを。


とはいえ、この時点では、オンラインでボランティア講師を募って授業をするというプロジェクトについて、講師になるか、少し参考になるようにアドバイスをする。程度の関わりのつもりでした。


(この時偉そうに、「講師は30人集まったらいい方ですね。」とか言ったことが今となってはとても恥ずかしい。。)

そして、講師の募集についてはこの期間のほんの一週間前に実施した北海道内最大規模の教育カンファレンス“EDUFES北海道”の実行委員長を務めた嶋本君が助けてくれるということを聞き、一安心。


僕は自法人の関係で地域の方との顔合わせ会があったためやり取りは終了。

【嶋本から突然の電話】


その30分後、自法人の顔合わせ会がさあ始まろうという次は同じく共同代表の嶋本から着信。

「とりあえず、新岡さんのプロジェクト、僕も入り、日向君も共同代表としてスタートさせていいですか?」


答えはもちろん、

「Yes」

そう言って、すぐに電話を切りました。

(既出ですが、顔合わせ会のため急いでいたのもあり、考えられる時間もなかった)

こうして、2月27日19時47分の投稿に至りました。

(この時僕は、地域の方との合同企画について相談していたが、Facebookの通知が鳴りやまず、事態の大きさを知る)


こうして、新岡の発案から、2,3時間ほどでチームが結成され、あっという間におうちdeまなび舎が動き始めました。。


あっさりでしたよね?(笑)

本当にあっさりですみません(笑)


とはいえ、


思い立ったと同時にすぐ走り出す、自身も起業家であり、母親としてワーママのための事業を計画中の最中に、一斉休校における弊害の当事者であった新岡。


おうちde学び舎がスタートするつい1週間前に道内最大規模の教育カンファレンス“EDUFES北海道”を実施し、教育関係に強いパイプと、EdTech(教育×テクノロジー)の知識をもつ嶋本。


自身がゲストハウス内で学童保育とフリースクールの運営をするなど、子ども達がたくさんの世界を知ることが出来る居場所作りをしている最中、臨時休所を決めた日向。


この、立場も仕事内容も違う3人でしたが、不思議と、『子ども達への想い』(いわゆる教育観のようなもの)は非常に近く、子ども達へ届けたいことは共通していました。


『たくさんの子どもたちに、たくさんの大人の世界、知らないことを届けたい。』


メッセージベースで立ち上がった僕たちでしたが、その想いが一心にあったからこそ、頭で冷静に考える時間も必要とせず、手を取り合えたのかもしれません。

そして、Facebookで“おうちdeまなび舎”を発足したとほぼ同時期に声をかけて集まってくれた有志の約20名近い運営スタッフ。
(3月2日の授業開始後から最も現場で頑張ってくれたのは運営スタッフのみなさんです。ありがとう。)

また、子ども達の力に少しでもなれたらと集まった135名の講師の方々。
(完全ボランティア、そして私たちの準備や説明もままならない中、一緒におうちdeまなび舎を作り上げてくれたのは講師の方々です。ありがとうございました。)


これらの方が、間髪いれずに手を上げてくれたからこそ、僕たち3人の想いは、運営スタッフ、講師の方々の想いと繋がり、2289件のシェアと、全国の子ども達、保護者の方々3984名の皆様へと、届いたのだと思います。


人の想いは伝染する。


おうちdeまなび舎誕生の裏側には、冷静に振り返ると本当にたくさんの方々が想いが繋がっていました。

その想いを形にしてくれたのは、おうちdeまなび舎に関わってくれた全ての人たちです。


改めて、ありがとうございました。

共同代表 
日向 洋喜

以上が、“おうちdeまなび舎”誕生の裏側でした。
実際に始動し始めてからの更なる裏側や、今後の展開については、また次の機会にご紹介させて頂きますので、次の記事をお待ちください!


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