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共通テストがいまいちでした?📕ここからが勝負です!

共通テストがいまいちでした?

国公立大学の志望者,または共通テスト利用で希望の大学を目指している方にとっては,共通テストの得点で受験先を変更する場合もあると思います。受験生にとっての大きな第一関門である「共通テスト」。受験後の気落ちの整理や,受験校の最終決定など,精神的にも時間的にも余裕がなくなる場面も出てくると思います。

一番最初にやってほしいことは,共通テストと大学の個別試験を合わせて,その大学の合格者平均もしくは最低点まで挽回できるかを計算すること。先生の助言や大手予備校の判定を待つことより大切なことです。なぜなら,受験予定の個別試験の受験科目に対して,あなたがどのくらい得点できるかということについては,誰も分からないからです。もちろん,自分自身も分からないかもしれません。しかし,ある程度の予測はできるはずです。模試や自己採点結果の判定が覆されることは少なくありません。落ちついて自己分析する力も実力のうちです。うまくいったことも失敗したことも,過去のすべてを生かす勢いで,がんばってください。勝負はこれからです!

ここからは,社会に対して。「共通一次試験」から「センター試験」,そして「共通テスト」という流れで,名前とともに変化してきた試験問題。残念ながら,質の高い試験とは言えなくなりました。「考える力」を育むというスローガンは良いものの,「受験生の学力を問う問題」というより「一部の大人の目を気にして作られている試験」と言わざるを得ません。努力が実らないような試験で,本当に良いのでしょうか?このことは全国の公立高校の問題にも言えます。「生徒不在の試験」・・・これが日本の教育の現状です。現場の声がまったく反映されない。官民の協力なぞ夢のまた夢。

社会を嘆いてみても,何も変わりません。受験生は,その現実の中で結果を出していかなければなりません。このことは,就職した後も同じ。自分を磨くしかないのです。



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