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さよならティーンエイジ - Dr.DOWNER

-眠らずに朝が来てふらつきながら再生-
脳ミソの血管をブチブチ切りながら演奏しているomoide in my head。
特に二本のギターがイントロからケツまでバチクソにかっこいい。
酔っぱらった帰り道に聞いて泣きそうになった、最後は泣いた。
あの時ipodからこの曲を選んでよかった。






-またへべれけの時に-
この曲と最初に出会ったのはちょうど十年前で、まさしく高校生でティーンエイジャー真っ最中だったとき!
十年経ってさよならティーンエイジしたからと言って歌詞の意味がよりわかるようになったかと言われるとそうでもない。
でも少し印象が変わったのは、十年前は「アツい初期衝動の中でアツく歌っている曲」だと思っていたけど、今は「実は一回冷めたモードの自分がクールに歌っている曲」に聞こえること。
もう誰もいないクソ!やるせねえ!けど歌うしかねえ!みたいな気持ちってアツさから冷めたクールな状態に出てくる感情だし、その歌詞と振り切った演奏が相まってド級のエモーショナルソングだ。
平日は社会人としてもがきながら、苦しくてもバンドを続けてる人だけに書けるような。
飲んだ日の酔っぱらった帰り道、アツい自分とか冷めた自分とか色んな自分が出てくるときと相性がよいのかなって思った。
またへべれけになった時に聞きたい。
この一曲通しても、歌っている猪俣氏だって、聞いてる側だって何も報われないけど、シンプルにかっこよいからそれでよいのだ。

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