In The City - The Jam
-ものすげえかっこいいPVで賞-
スーツを着込んでリッケンバッカーを掻き鳴らしたら、始まる2分15秒のロックンロールショー!
-ロックンロールスター-
ロックンロールバンドがステージに立った時は、演奏を始める前の佇まいからキマっていてほしい。
ステージ上で一つも目が離せないほどの何かを放っていてほしい。
自分が何を信じて何を支持しているか、といったスタンスがビシビシと伝わってほしい。
ロックンロールに憑りつかれた奴はロックンロールに騙されているのを知っているからこそ、一生魅了し続けてほしい。
sex pistolsのHoliday in the sunからパクってきたイントロでジャキッジャキにギターを掻き鳴らしてベースで同じフレーズを重ねて完璧なタイミングでタイトなドラムが入ってキメで飛び跳ねる!
彼らのようなシンプルなわかりやすさ、かっこよさこそ、ロックンロールにおいては価値も魅力も倍増するような気がします。
-リッケンバッカー-
The Jamはバンドとしてモッズだとかパンクだとかジャンルとしていくつか分類されるけど、いずれロックンロールを後世に残すことができたと思う。
それはyoutubeにアップされているカバー動画が、ギターもベースもほとんどリッケンバッカー使ってるところなんだよね。
ロックンロールと言えばリッケンだしまあけっこうな値段します。
それでもジャキジャキのギターを聞いてしまったら憧れなくてはいけない。
こいつらをやるならリッケンじゃないとダメなんだと思わせるかっこよさ。
イントロのキメは一斉に飛び跳ねないといけないし、メインリフの前に「ダッ!」って叫ばなければいけない。
彼らに憧れたらロックンロールの世界に仲間入りするし、誰かに憧れられたらロックンロールスターの仲間入り。
この曲の彼らを見ると、やっぱりスターだなって思いました。
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