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すきなものを味方につけて

あさになったので まどをあけますよ
やまは やっぱり そこにいて
きは やっぱり ここにいる
だから ぼくは ここがすき

荒井良二

昨晩は、あまり寝られなかった。

もっと大変な人がいると思っても、
不安なものは不安。

とにかく出来ることをやるしかない。
出来ることをメモにリストアップ。

大丈夫、よしっ、と顔をあげて、
またヘニョっとなる、の繰り返し。

でもきっと、こういう時こそ
すきなものに触れる時間が必要だ。

* * *

朝、「まどをあけますよー」と言って換気。
ずっと開けてなかった。深呼吸。

すきな和紙の封筒を陽にかざしてうっとりする。

昼、チューリップの蕾が開いていた。愛でる。

チキンラーメンたべながら推しチーム応援。
ゴロゴロする。

不意に
よしっ!ヘニョ。
いかんいかん!ヘニョ。となる。

メモに殴り書き↓

同じところを反芻して泣くのではなく
泣いてもいいから新しい何かを探してからにする

夜、眉毛だけ描いて駅ビルへ。

本屋のはしご。
少し落ち着いてきた。

文具を見る。ノート買おうか。
お香を嗅ぐ。ひとつ購入。

生パスタの店に入る。
早い、安い、もちもち美味しい。
セットにグラスワイン、ソーセージ。
たまにはこんな夕食もいいな。

ふわふわの足どりでアイスを買う。

帰ってすぐシャワーあびて、
熱いお茶を沸かし風呂上がりアイス。

湯たんぽにお湯をいれて寝よう。

* * *

どんなときでも
「すき」は私だけのもの。
ささやかでも私の支えになって、動く力になる。

たぶん
今、チャンス。