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短編小説。

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#気づき

短編小説:夜を歩く

一、23時  寝返りをうつのはこれで何度目だろうか。形の合わない箇所にむりやりパズルのピー…

乙川アヤト
11か月前
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短編小説:『便利』な世界の君たちへ。

なあ、おまえさん、こっちきて座んなさい。 ちょっとこの年寄りの話を聞いておくれ。ほんのち…

乙川アヤト
11か月前
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短編小説「アリのままで」

最寄り駅からほど近いところに、行きつけのバーがあった。そのバーは古ぼけたビルの二階にある…

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短編小説「ティッシュがなくなる日」

「ティッシュが空になったの」 彼女は、どこか遠くをみつめてそう呟いた。 うん、と僕は返事…

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