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日本独自の仏の顔は青!?

今年の冬に金峯山寺へ行きました。

金峯山寺とは、奈良の吉野山にある2004年にユネスコの世界遺産にも登録された修験道の本山。



このお寺には、インドを起源に持たない日本独自の青い秘仏、「蔵王権現」が鎮座しており、一定期間特別開帳されています。


この蔵王権現、高さはなんと7メートル!東大寺の大仏に引けをとらない圧巻の大迫力です。お顔は仏様の顔には珍しい青い顔に、憤怒の表情。

古(いにしえ)の日本人は、己を厳しく戒めてくれる仏様を作ったようです。

大きな体と厳しい表情に圧倒されてしまうけれど、それでもずっと見つめていたいような美しさがある、そんな不思議な魅力のある仏様でした。

日本独自の仏像を生で見るという貴重な経験ができて本当に良かったです。

※写真撮影不可のため、JRさんのポスターを拝借しております。この「青が、荒ぶる」というキャッチフレーズも素敵ですよね。最初目にした時、グッときました。

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