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大谷翔平の会見でちょっと思ったこと

「子どもは欲しいか」
「自分一人で叶えられない事に関しては言いたくない」

会見での記者へ対するこの返しがXで話題になっている。

この言葉を聞いた時、「子ども」に関係しなくても大谷選手はずっとそういう考え方で生きてきたんだろう、とスッと心に入ってきた。

これを「相手の方への配慮」と受け取るコメントもたくさん見たが、結果論なのでは、と私は考える。

そもそも「期待してもどうにもならないことには期待しない。自分でできることを頑張る」という人生だったのだと思う。

その精神がたまたま結婚という二人だけの場においては相手を尊重する形となった、というだけの話で、別に結婚の場でなくてもずっとその考え方で努力してきたんだろう。

特にずっと集団の中で生きてきた彼のことだから、どうにもならないチームメイトのことで悩んだりするのは無駄だと感じる場面も多かったのかもしれない。

誰かにこうなって欲しい、とかそういった期待を持たないように生きてきた人生なのだろう。

だから今回相手を配慮した、という印象は特別受けなかった。


かつ、「子どもが何人欲しいか」が「相手へのプレッシャー」というのも少し短絡的に思えてしまった。

その質問に答えることは「大谷選手自身も含めて二人へのプレッシャー」になる、と考えたい。

子どもを産むこと、育てることの難しさは二人で味わうものだと思っている。

大谷選手自身へも返ってくるプレッシャーだから「言いたくない」だったのだと信じたい。


結婚発表から会見へのスピード感、会見内容、すべての人間が真似したいけどなかなかできない対応だと思う。

誠意というか、先を見て行動する速さ、面倒なことは早めにサクッと終わらせよう、という気持ち。

たぶん大谷選手は野球じゃなくても大物になってたんだろうなあ。

末永くお幸せに!!!!!!

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