”面白さ”から見る変態っぷりよ

私は面喰いである。自分の好みの外見は何ならイラストで表現可能である。

アシンメトリーマッシュの耳掛け黒髪で、塩顔。スリムで背が高い（私がでかい。１６５センチ。ヒール、というか靴が大好きなためより巨大化する可能性が高いので、私の方がでかいと相手も嫌であろう）

しかし長いこと交際したり、結婚したりする相手はイラストで描けるタイプとは異なる。不思議なものだ。

面白い人が好き。

面白い人はもれなく頭がいいのである。頭のいい人が好きだ。
これだけ聞けば、まぁ”感じの悪い女”であろう。しかし聞いてほしい。

私が好きなのは港区の”頭がいい人”ではなく下北沢や中野の”頭がいい人”なのである。伝わるだろうか？

投資めっちゃやってます、タワマン住んでます、商社とか代理店とかコンサルティングファームに勤めてます、しゃべりめっちゃうまいです。コーディネートにマルジェラかバレンシアガがちりばめられている、世渡りの天才。話も面白い。顔？イケメンに決まってんだろ。
偏見かもしれないが、こんな感じが港区イケメンの私のイメージだ。

私が好きなタイプは、違う。
もともと気が弱いこともあり港区イケメンには委縮してしまうのだ。
なんだか、怖い。
面白さにも優しさが必要。やさしい笑いに包まれたい。

適当な服を着て、いきなり踊りだす（面白い）、５階くらいに住んでて（虫が来ないぎりぎりの階）”おなかすいた”って言ったらなぜかブロッコリーをゆでてくれる(面白い)、夏場に日焼け防止の腕グローブみたいなやつみて、”あれ、焼けたくないからつけてるんだろうけど、総合的に判断するとビジュアル的にマイナスだよね”とか言っちゃうとか（空気読めなさ過ぎて面白い）、塩顔だとなおよい。そんな人が好きだ。あとちょっと変態っぽい。まあ職業関係ないか。

やさしい笑いって何だろう？

自分で面白いかどうかを判断させてくれる笑いだと思う。

ゴリゴリごりって面白いためになる話を聞くよりも

いきなり踊ってブロッコリーゆでちゃう面白い人の方が今の私にはあっている。

嗚呼、変態好きなんだなー。エリア関係ないわ。しかし我が家のネット弱いなｗ

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