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直方体の食べ物

今日、直方体をいただきました。
とらやの虎をモチーフにした「千里の里」という羊羹を食べました。

大きさ:12.7×6.3×4.1cm
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/yokan/medium/senrinokaze/

上にクリームや果物など飾り付けをして食べるのではなく、素の直方体のまま食べるのが日本らしいと思いました。

ふと、直方体という形はとても人工的で食欲がわかなさそうなのに、そんなことはないんだと気付かされました。人工的ではあるけど、直方体というシンプルな形だからこそ、外形に気を取られることなく、素材のつや、素材の色が持っている美味しさを存分に感じることができているのかもしれないと思いました。

直方体の食べ物は羊羹以外にも、豆腐、カステラ、などがあります。どれも成形をして作る食べ物になる。その中でも、カツオをかけたり、紙がくっついていたりしない純粋な直方体として食べる羊羹はとても貴重な食べ物だなと感じました。


追記
「千里の里」はとらやの赤坂店限定で買う・食べることができる羊羹でした!赤坂店舗の設計は、建築家の内藤廣さんでした。(https://www.pen-online.jp/article/008437.html)


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