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名古屋芸術大学の卒展に行ってきました/20210226

2月19日から2月28日に行われていた名古屋芸術大学の卒展に行ってきました。最寄駅は、徳重・名古屋芸大駅。すごい、駅名に大学名が入っている...!

まずは、受付へ。
体温チェックの後、缶バッジを服につけるようにと言われました。
なんだかいきなりプレゼントをもらったみたいでテンションが上がりました。

いざ展示を周りに〜!の前にトイレへ。
トイレの手洗い場に、絵具はここに流さないことと書いてあって美大を感じました。

ではでは、いざ展示周りに〜!
ここからは好きだった作品を紹介していきます。

デザイン領域ビジュアルデザインコースの奥村有実さんの「indivisual」

手にはその人が歩んできた人生という名に旅路が表れている。私の身の回りの人を中心に主観的にそれらを視覚的にデザインに落とし込んだイラストと文章の作品です。手とは、形・しわの数、どれをとっても同じものは一つも無い人それぞれの個性だと考える。手のシワを正円でなぞり樹齢を表し、輪郭を描いたイラストと身の回りの人を表現した短編の文章を用いて私を含む20人の個性を表しました。
(ビジュアルデザインコースのパンフレットより)

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手が人の個性を表すもの捉えた上で、手の写真ではなく、手を正円などの線画で表していることがとても印象に残りました。
きっと手の写真だけでも充分それぞれの人の個性は表せたと思います。
だけど、この作品は、イラスト表現にしたことで、奥村さんが人とか関わって感じたそれぞれの人の個性を表現したのだと感じました。無限にあるシワからどのシワを選ぶのか、といったところに奥村さんの個性が表れているなと感じました。

こんな絵葉書を大切な人からもらいたいなと思いました。


デザイン領域イラストレーションコースの鏡大地さんの「sway」

一部屋すべてに鏡さんの心が表れていました。
絵画、映像、インスタレーションで表現をしていました。
だけど絵画の写真しかとってなかったー悲しい。

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ぼーっと静かに時間がすぎていくような感覚でした。

そして
表現って自由だなって
表現方法をたくさん持っていると
表現方法に選択肢を絞られることがなく
どの表現方法だと私の感情を表せるんだという
俯瞰的な選び方ができるんだなと感じた展示でした。

ここからは、感謝の気持ちを。
卒展の実行委員の方に伝えたいのが、展示を回るの楽しかったー!!!ありがとうございます〜!!

スタンプラリー!
名古屋芸術大学にはたーくさんの建物に展示がありました。
なかなかに多い、疲れちゃうーと思いました。
でも、楽しかった。
なぜなら、スタンプラリーが各展示ごとにあり、回ることに達成感を味わうことができたから!十五箇所分のスタンプが用意されていました。
感染対策のためにインクのスタンプを使うのではなく、柄を鉛筆で書くという工夫も!

新卒業生及OBOGによるアートフェアNua Art Fair 2020!
美大生が作ったものをまとめて売られているとても貴重な場所でした。
値段を見て買うのは我慢しましたが、いつか買いたいものです。


刺激が多くて頭がパンパンになりました。こういうインプット大好きです。でも、頭がパンパンになりすぎて1日では回りきれなかったので、来年は二日かけて回ろうと思います。

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