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ゆらゆらとした境界が混ざり合う自然空間ー豊島美術館


書籍 「d design travel 香川編」をベースにプランを立て、香川に3泊4日の旅行に行きました、初日は、豊島を巡りました。

羽田の早朝便で高松へ行きました。高松には朝早く着いたので、ふらっと駅近くにあったコメダに入りました。愛知発祥のお店に愛知生まれの私と友達で入ったので、ほっとひと息つけました。

豊島へは、高松港からフェリー向かいました。
フェリーから見た海は常に動き続けていて、光のすべてを反映していました。世界は止まることがなく、持続していると体感し、幸福を感じました。

「レンタカーあき」で電動自転車を借りて島を巡りました。仕事の仮面をかぶってない地元の気さくなおじちゃんに出逢いました。おじちゃんに回るコースのおすすめを教えてもらって出発。

まぶしいほど明るいほうには海が、木陰で落ち着いたほうには山が、自転車を漕ぎながら、海に囲まれていることを一望できる島の景色にあっけを取られました。

かんかんに晴れていました。そんな日の日中から夕方にかけて「豊島美術館」を鑑賞しました。

建築家「西沢立衛」さんのコンクリートシェル構造の建造物。柱が一本もなく、天井にある二箇所の開口部から光や音、自然のすべてを取り込みます。中にはアーティスト「内藤礼」さんの「母型」という作品。地面から水が湧き出て、導かれたように動きます。

中にはいると、光と影、自分の眠りと意識、音の発生と反響、揺らめきと鎮まり、さまざまな境界がゆらゆらと動きながら混ざり合う自然空間に、とんでもない高揚感と幸福がありました。

ずっとこの空間で存在したい。
そう思わせられる空間でした。


2024/08/09 日記
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豊島美術館
◎事前予約制
◎香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607
◎公式サイト 
https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

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