FIREできる投資方法を考える

私が運営しているYoutubeチャネルでは『株式投資でFIREする方法』を発信しております。
主な手段は株式投資で不労所得を得ることです。

株式投資で収入を得るには二つの方法があります
1.（配当なし株で）定期的に株式を売却する（例：オルカンなど）
2.（配当あり株で）配当を受け取る（例：個別企業(JT)など）

私は2.の配当を受け取る投資をしていますが、これはお勧めしておりません。

自分でやっておきながら何故勧めないかと言うと効率が悪いからです。
配当を受け取る場合は、受取時に税金(約2割)がかかります。配当生活に入った後であれば問題ありませんが、資産構築時には２割天引きされた配当で再投資をすることになります。しかも配当を吐き出した関係で株価は伸びない傾向にあります。
わざわざ税金を払ってFIREを遅らせているようなものです。

一方で1.(配当なし株)は配当が支払われないため、その分が企業の設備投資などにまわされて株価上昇に寄与します。（絶対ではありませんが）
税金の２割分も含めて活用されるので株価の成長も早いです。
我々が税金を支払うのは売却時の一回のみで済みます。
FIREするために資産を築くのであれば、1.の一択です。

だだし、これは論理的な考えだけで投資した場合です。
数十年後に不労所得が得られるとはいえ、それまでは一銭たりとも手に入りません。途中で株式が紙くずになったり、価値が大幅に下がった場合はFIREできなくなる可能性もあります。低確率ですがゼロではありません。

つまり1.は将来の株価上昇を信じるメンタルが試されます。
対して2.は毎年配当という形で収入があります。配当が購入価格を超えれば、そこで初期投資が回収できます。それ以降は泡銭(あぶくぜに)となる訳です。
ゴールには遠回りですが、メンタル的には安心できますよね。

最初に言ったように、私のお勧めは1.です。早期退職は早くするから”早期”です。定年間近で退職できても、大した意味はありません。
自分の時間をどれだけ長く確保できるかが重要。寿命は変わらないのですから、退職を早めるしか時間を得る手段はありません。

すでに述べたように効率とメンタルは背反関係です。
メンタルに有利な投資は時間がかかりますし、メンタルに不利な投資は時間がかかりません。
対策としては積立投資をすることで、意識することなく1.を続けやすくすることです。

メリデメについてはYoutubeで話してますので、ぜひ御覧ください。
あなた似合う投資方法が見つかりますように