投資にはマネーリテラシーが必要

突然ですが皆さん、マネーリテラシーって知ってますか?

マネーリテラシー
経済的に自立し、より良い生活を送るために必要なお金に関する知識や判断力
を指す言葉です。 早めに身につけることで、お金を使う場面で適切な判断を下せるようになります。 金融リテラシーの代表例は、家計管理・生活設計などです。

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ざっくりいうと『お金の正しい使い方を自分で決めれらる』って感じです。
こう言うと「そんなの決められるよ」って思いませんか?
労働で得た給料で毎月の生活品や嗜好品を買ってますよね。
人によっては、いざというときの為に保険に入っている方も。

それって自分で判断して買ってますか?
人に勧められたり、ネットやテレビで「良い」と言われたものじゃないですか?
自分で判断してるつもりでも、何かしらのバイアスはかかっています。
だってすべての商品を自分で調べるなんて、会社員生活を送りながらそんな時間は取れませんよね?
だから『〇〇人気ランキング』が流行るし、真に受けるのも当たり前です。

どんな商品でも製作社と販売社がいます。
会社が関わっている訳ですから、利益を出す必要があります。
価格をいくらにしても売れるなら別ですが、高額になれば買わないのが人の常。利益を出すにはコストを抑える必要があります。
コストを抑えて売るには『良いもの』だと思い込ませる必要があります。
そこでCMや雑誌・ネットの人気ランキングにお金を出す訳です。
大して必要ないものでも、さも生活に必須であるとアピールしたり、「これがあるだけで生活の質(QOL)が向上」と言って煽ります。

これを投資に置き換えると、金融機関での投資信託販売が代表例です。
良いファンドは放っておいても売れるので、そうでないファンドは銀行員・証券マンが派手なチラシや巧みな話術で売り込みます。
彼らは金融機関という信用があるので、知識のない人は簡単に信じます。
銀行員に「老後は2000万円必要」「今から投資信託を始めないと間に合わない」って言われたらどうします?信じる人が多いんじゃないでしょうか。

投資においては成長性の低い商品を買うのはNGです。
そういった商品は持ち続けると損失が増えます。そこでまた金融機関から(悪びれもなく)「今は時期が悪く低調ですが、こちらの投資信託は好調ですよ」と乗り換えを勧められます。乗り換えは“損失の確定”と新しい投資信託の“販売手数料”という2重の損失が発生します。
どうやっても儲からない無限ループです。

間違えないでほしいのは、企業が悪いと言いたいわけではありません。
彼らは自分たちの利益の為に行動しているだけです。あなたが企業の利益を気にせず儲けようとしているのと同様です。いわば対等の立場でやりあった結果なのです。

一方的に損失を被らないためには、マネーリテラシーが必要になってきます。勧められた投資信託は購入に値するのか?
「基準価格は上昇している?」「純資産額は増えてる?」
こういったことを調べずに『金融機関だから』で買うと危険です。あちらの目的は自社が利益を出すことです。あなたに儲けさせることではありません。
投資をするにはマネーリテラシーは絶対必要です。

日常生活においても、リテラシーがないと高値で買ったり、必要ないものを買わされたりと支出が増えます。お金は無限にはないのですから、無駄な出費は抑えたいですよね。

その出資は何のためか、金額に見合う価値はあるのか。
そういったことを考える癖をつけましょう。
おすすめは読書です。本は1500円程度で先代の英知を学べるコスパ最高のアイテムです。おすすめを2冊紹介しておきますので、読んでみてください。
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