vol.31 伝言お絵かき #パパようちえん|オットが家事・育児に精を出してみた
こんにちはオットセイです。
今回はパパようちえんのカリキュラム「げいじゅつ」で伝言お絵かきをやってみました。
このシリーズではオットが家事や育児に本気で取り組んでみた結果、うまくいったことや失敗したことを赤裸々に投稿していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
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伝言お絵かきは3人~5人くらいで順番に背中に同じ絵を描いていくものです。いわゆる伝言ゲームのお絵かき版みたいな感じですね。
1.用意するもの
・白紙(人数分)
・セロハンテープ(白紙を背中に固定するため)
・クレヨン
2.手順
①背中に白紙をセロハンテープで貼る
お互いに手伝って、背中の絵が描ける場所に白紙を貼ります。
なお、最初に絵を描く人は必要ありません。
②最初の人が絵描くものを決める
1番目の人が何を描くかを決める。この時にあまり細かい線のあるものだと、難しすぎるので、最初は簡単な形で構成されているものが良いかと思います。
③順番に絵を描いて伝える
1番目の人が次の人の背中に貼ってある白紙に絵を描き、内容を伝えます。2番目の人は自分の背中で感じた内容と同じものを3番目の人の背中に描き、伝えます。
最後の人は机の上で白紙に書きます。
なかなか一度では伝わりにくいので、わからなければ、絵をなぞって繰り返し伝えてあげると良いと思います。
④一斉に描いた絵を出して見比べる
全員が描き終わったら、「せーの」で描いた絵を見比べて答え合わせをします。どこでどう絵が変化したのか、お互いの感想を話して楽しみましょう。
3.やってみた
実際にやってみた結果です。
①パパ
②ママ
③ムスメ の順番で挑戦しました。
①→②は完璧に伝わりましたが、②→③でアンパンマンに変化しました。ムスメいわく、耳の部分が顔の中にあると思ったらしく、アンパンマンの目玉になったそうです。くの字のクマの目はほっぺと勘違いですね。
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次の順番はこちらです。
①ムスメ
②パパ
③ママ
①→②ですでに変わっていますが、ムスメが描いたトナカイの角の部分がパパにはうまく何なのか理解できませんでした。
②→③でも角の部分は顔の中に入ってまつげと化しています。
このように、何か飛び出たものや点々のようなものはその場所を背中で認識するのは思ったよりも難しいです。
分からなくても何かの絵を描かざるを得ないので、自分なりに解釈するうちに、意外な物に変化していく様が面白いと思います。
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最後の順番も先ほどと同じくこちらです。
①ムスメ
②パパ
③ママ
これはほぼ完璧かと思われたのですが、上の部分が違っています。
①を描いたムスメはパイナップルのつもりでしたが、②のパパはメロンを描きました。②→③は完璧でした。どうやらママはかなり優秀のようです。
4.感想
・身体感覚を研ぎ澄ます
普段、なにかを認識するときは視覚で捉えて認識する機会が多いかと思います。ましては、PCやスマホ、テレビなど映像機器に囲まれているのでその傾向は顕著かと。
しかし、このあそびだと目をつぶって、背中の皮膚感覚に集中して絵を認識します。刺客に追われでもしないかぎり、日常ではなかなかない状況です。
感覚を研ぎ澄ませて集中するには面白い訓練になりました。そして、難しいからこそ、面白い意外な回答が出てきて楽しめました。
・固定概念に囚われない
3回目の例のように、固定概念があらわになります。縞々模様を認識した時点で「これは確実にメロン」だと思い込みをしてしまい、上のヘタの部分は細かく理解できていませんでした。
背中で完全にものを認識するのはかなり難しいです。なので、認識できたちょっとしたクレヨンの動きから絵の全体像を推測することになります。
この「少ない情報からの推測」と「固定概念からの脱却」とのバランスをどのようにして取るか?これもこのあそびの面白いポイントだと感じました。
5.お礼
今回も記事をお読みいただき、ありがとうございます。
これは最近ハマっているあそびのようで、毎日たくさんの白紙(もちろん不要になった裏紙)が消費されています。今回は3人でやりましたが、さらに人数を増やすとほぼ元の絵はどこかに行ってしまう感じになり、とても面白いです。各個人の認識のクセも出てきます。興味があればぜひやってみてください。
これからも実際にやってみたこと、気づいたことをこつこつ投稿していければと思います。引き続きよろしくお願いします。
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