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私の仕事 – 「これまで」と「これから」⑨

⑨とにかくやれるだけのことは何でもやった

旅から戻ってきたら、出発前の予告通り、仕事の契約は終了となった。

でも、契約終了ギリギリで、次の職場が決まった。
翻訳の経験を幅広く積める仕事だった。
また時期を同じくして、
知り合いの方から翻訳のお仕事をしてくれないかと声を掛けてもらった。

今は翻訳を頑張れってことかもしれない。
そう思った。

派遣先では、千本ノックみたいな感じで、
飛んでくる仕事をひたすらにやった。
個人の仕事も初めてで、
どうしたら相手に喜んでもらえるかを試行錯誤しながら、
スピードはもちろん、丁寧な仕事を心がけた。

両方の仕事が重なる時期もあった。
早朝に家で仕事をしてから、派遣先に出勤。
土日も綿密にスケジュールを立てて、翻訳三昧。
それが何か月も続くこともあった。

そういう生活を数年続けることになった。
派遣の契約も、個人としての仕事も、
ありがたいことに継続させてもらったからだ。

あんなに英語が嫌いだった私が、こんなに頑張れるとは。
今思い出しても、よくあんなにできたなって思う。

そのおかげか、
派遣先では翻訳業務が優先的に回ってくるようになったし、
個人の仕事の方も、陰ながらではあるが、
依頼主の方のプロジェクトに貢献できたことを知り、
心から嬉しかった。

私には翻訳が結構合っているのかもしれない。
それぞれの仕事や相手に合った言葉を見つけていくことが
こんなに楽しいとは!

(次は2022.7.17)

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