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Patronato : 頼れるサポートでイタリアでの生活をスムーズに

ボンジョルノ!オッティ (OTTI)です🇮🇹
13年間イタリアに住んでいる私が、イタリアならではの問題に直面した場合にお世話になることがあるPatronatoを完全解説!イタリア移住・長期滞在者必見!

イタリア移住, 夢への第一歩を踏み出したあなた!新しい環境にはワクワクと同時に、不安もつきものです。特に、入国手続き滞在許可に関する煩雑な事務手続きは、言葉の壁もあり、一人で解決するのは大変ですよね。

そんな時に心強い味方となるのが、Patronato Ufficio Immigrazioneです。これらの組織は、外国人としてイタリアで生活する我々のイタリアでの生活に必要な様々な手続きを代行し、あなたをサポートしてくれます。

この記事では、Patronato Ufficio Immigrazioneについて、その役割、利用方法、そしておすすめ機関を紹介していきます。イタリア移住を成功させるための頼れるガイドとして、ぜひご活用ください。

Patronato Ufficio Immigrazioneとは?

Patronato Ufficio Immigrazioneは、イタリア政府から認可を受けた非営利団体です。移民難民イタリア社会にスムーズに統合できるように、様々な支援サービスを提供しています。

主なサービス内容は以下の通りです。

  • 入国許可申請

  • 滞在許可申請

  • 家族の呼び寄せ

  • 市民権取得

  • 社会保険加入手続き

  • 就職・就学支援

  • 生活相談

これらのサービスは、多言語(イタリア語、英語、中国語、アラビア語など)で相談できる場合が多く、言葉の壁を乗り越えて手続きを進めることができます。残念ながら日本人在住者の数は他国比べて多くはないため、日本語でのサービスの有無はわからない状況です。

Patronato Ufficio Immigrazioneの利用方法

Patronato Ufficio Immigrazioneのサービスは、CAFを運営している労働組合が別セクターとして運営しているケースが多く、以下リンクを貼っておきます。

  • CIGL
    イタリア最大の労働組合である CGIL(Confederazione Generale Italiana del Lavoro)が運営するPatronato。

  • CISL
    イタリア第二位の労働組合CISL(Confederazione Italiana Sindacati Lavoratori)が運営するPatronato。

  • ACLI(Associazioni Cristiane Lavoratori Italiani)
    カトリック系の非営利団体で、約30万人の会員を擁するACLI ( Associazioni Cristiane dei Lavoratori Italiani)が運営するPatronato。

相談時には、必要な書類手続きの流れについて説明を受けることができます。


まとめ

Patronato Ufficio Immigrazioneは、イタリア移住者にとってなくてはならない存在です。様々な手続きを代行してくれるだけでなく、生活に関する相談にも応じてくれます。
イタリアは全て合法的な手続きにのっとって物事を進めたとしても、制度と制度のはざまで、様々な問題が発生することが多々あります。実際に私もこの13年間の間で10回近くバトルなどではお世話になっています。。

イタリアでの生活をスムーズにスタートするために、ぜひPatronato Ufficio Immigrazioneのサービスを活用してください。

記事の最後に、よくある質問とまとめを掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

よくある質問

Q: Patronato Ufficio Immigrazioneの利用には費用がかかりますか?

A: 多くの機関で相談料は無料です。ですが、CAF同様、個人商店レベルでサービスとしてPatronatoを運営している事業者もいるため、料金は機関によって事前に確認しておきましょう。

Q: どのような書類が必要ですか?

A: パスポート、ビザ、滞在許可証など、必要な書類は手続きによって異なります。詳細は、各機関に確認してください。

Q: イタリア語が話せなくても大丈夫ですか?

A:イタリア語が話せた方がベターです。まだイタリアに来たででイタリアでのコミュニケーションが難しい場合は、言語的なサポートをしてくれる日本人の方などにお手伝いをお願いした方が良いでしょう。


免責事項

このガイドは情報提供のみを目的としており、専門的な法的アドバイスとして解釈されるべきではありません。Patronatoに関する法的アドバイスについては、弁護士に相談してください。

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