日記(2024/07/20〜26)NAGISA、ハヌマーン、あぶ刑事
2024/07/20
この日から娘は夏休み。娘が本当なら幼稚園でやっておくべき絵日記5日分をやってなかったことが判明したので叱り、出来上がるまでは外出なしと言い聞かせ、一緒に日記を書いた。まあ、僕もこうやって日記を貯めていたので、人のことは言えないわけだが。筆が乗ったのか、夕方には出来上がったので、夜は外食。
2024/07/21
ママ友が、娘を猫カフェに連れて行ってくれたので、僕と妻は久しぶりに二人きりですごした。家でのんびりし、『怪~ayakashi~』をサブスクで見た。
寝る前に小沼勝監督作品『NAGISA』(2000)という映画を見る。すごくよかった。60年代映画のにおい。ちょっとファミリーマートが映っているくらいではものともしない。こういった映画が2020年代に作られることは考えにくいし、もしかするとあの時代の空気を伝えていた最後の時期だったのかもしれない。映画に関するメタな発言もよい。
2024/07/22
大事な仕事、監査。
バタバタと一日忙しく走り回ったものの、特に大きな指摘もなく、成功だったといってよいだろう。仕事終わりには打ち上げ。飲み会は3か月ぶりか。酩酊しながら帰る。なんとなく眠りが浅かった。
2024/07/23
仕事帰りにツイッターで、某オタク差別害悪アカウントの人が元ハヌマーンのフロントマンが大麻で捕まったのを受けて鬼の首をとったようなことを言っていたのを読んで、すごく不快だった。一瞬、いろいろ書こうとしてツイ消しした。おそらくだけど、自分にとってわりと上位に来るレベルで許せないことって、死体蹴りなんだよな。相手が絶対言い返せない優位な状況でさらに相手を傷つけること。僕、そんなにハヌマーン好きじゃないよ。でも、こういったニュースを聞いたときに感じるのは、ハヌマーンが青春だったという人はもしかすると深く悲しんでいるかもしれないということだし、そういった想像力があると無下なことは言えない。せめて直後は黙っているべきだと思うし、そもそも人の趣味がダサいことがあなたに迷惑をかけたかとか思ってしまう。こういった人がいるからXは嫌いだよ。パソ・コンに本気で怒るのは初心者みたいな風潮よりも、あれは差別だからやめさせるよう動くべきだ。
2024/07/24
ハヌマーンは関係ないが、今わりと色々な音楽を聴いているのだけれども、硬直化した聞き方見方を正すためには、今までのオールタイムベストはなかったことにして、イチから聞いたものをランク付けするという方法はかなり有用な気がする。
2024/07/25
あまりにもいろいろあって疲れたのと、この日が最終上映だったこともあり発作的に『帰ってきたあぶない刑事』(2024)を観に行く。すごい良かった!ハッピーな映画。土屋太鳳のベストアクトでは。要は、土屋が継承する者としての役割を担っていて、おそらくは初めて他者から見たタカ&ユージの姿を映す。監督は僕より3歳下であり、継承される側としての意識はあっただろう。ショットもかなり決まっていた。ここまできたら土屋のおかげでタカやユージが命拾いするとか、そういったものもあってよかったのかもしれない。かつての映画版に見られた殉職を思わせるオチ、あれは一種の照れ隠しだったんだろうなと反転して思わせられる作品。現時点で今年ベストです。
2024/07/26
娘の幼稚園での催しである夏祭りがあったため、僕は午後休暇をとり、娘とその友達を幼稚園から迎えて家に向かう。妻が着付けをし、夏祭り会場へ。病み上がりの妻に無理させるわけにはいかず、撮影や食事の買い出しなどはほとんど僕や妻のママ友が行った。でも、かなり楽しい日だった。
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