Scrum Inc.認定資格スクラムマスター研修を受け、プロジェクトのスクラムを見直してみた

先日、Scrum Inc.認定資格スクラムマスター研修を受講しました。

すでにプロジェクトで2年ほどスクラムをしていましたが、研修を受け、どうやら今まで自分が経験してきたスクラムは、ベーシックなそれと異なる点がいくつかあるということに気が付きました。

Scrum Inc.認定資格スクラムマスター研修がどういう内容なのかは、他の記事でもたくさん紹介されていますので、この記事では、研修後にプロジェクトにどうフィードバックしていったか?を書いていこうと思います。

スクラムマスター研修中

すでにスクラムが導入されたプロジェクトにアサインされたため、お恥ずかしながら基礎知識をとくに持たない状態で、デイリースクラム等のスクラムイベントに参加していました。研修中はスクラムの基礎的な部分を解説してくださるので、新しい学びというよりかは、プロジェクトとの違いを見つけていくような感覚でした。

「今のプロジェクトでやっているスクラムを見直せば、よりよい働き方ができるのではないか?」

そう思い、研修後すぐにスクラムマスター研修で学んだことをプロジェクトメンバーにフィードバックすることにしました。

研修後のフィードバック

ベーシックなスクラムとの違いはいくつかありましたが、一番大きな違いは「チームの人数がとても多い」ということでした。スクラムチームは10人以下の小さなチームを推奨していますが、プロジェクトのチームメンバー数はすでに数十人の規模になっています。スクラムチームのメンバーが多いため、デイリースクラムが(良いか悪いかはべつとして)毎日開催されなく、かつ、30分以上かかってしまったり、作業進捗が見えづらい等の課題があります。

まずはこのあたりを見直すため、この大人数のチームを小さなチームに分割するスクラム・オブ・スクラムを提案しました。

提案内容
・チームメンバーを10人以下の小さな機能横断型スクラムチームに分割する
・各チームがスクラムイベントを開催する
・要件は人ではなくチームにアサインする
・スウォーミングでスプリントバックログアイテムを消化していく

プロジェクトメンバーの反応

とても柔軟で理解あるチームメンバーなのですが、やはりいきなり体制を変えようという提案がスッと通ることは難しく、以下のようなフィードバックをいただきました。

・チームに分かれると、いろんなメンバーで仕事ができなくなってしまう
・(すでにある)機能ごとのチームで、今後も動いていきたい
・スウォーミングだと、スケジュールに不安がある

この意見を持ち帰り、プロジェクトのスクラムマスターと数人の有志で落とし所を考えました。

落とし所

最初のステップとして小さなチームを体感してもらうことにしました。

プロジェクトではチームという括りではないものの、各要件ごとに数人があつまり対応をしていくという形を取っています。そこで、極力、今対応している仕事内容が変わらないようにメンバーを決めることにより、やることは同じでもチームになっている状態にしました。各チームにスクラムマスターをおき、無理のない範囲でスクラムイベントを開催してもらうことを考えています。

最後に

思っていた以上に、組織に新しい仕組みを導入することは、とても難しいことでした。

この取組はまだ始めたばかりでなので、今後どうなっていくかはまだわかりませんが、すべてを一気に導入するのではなく、できることから小さく少しずつスクラムを見直していこうと思います。

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フロントエンド担当サラリーマン / ( A little bit of ) AWS / http://Futae.app / ふわふわエンジニアタイム / Markup Meetup / 未来デパートポイントカード保持者