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ジェラートとビールのペアリング


◯ジェラート×ビールペアリング
「ショコラ×ギネスビール」
~カカオと大麦の焙煎~

焙煎、そして発酵、
ショコラとビールはある意味似た工程を経ます。
特に麦芽の焙煎において100℃以上の高温で焙煎された濃色麦芽の中には、
「チョコレート麦芽」などいう名称の種類まであります。
その中でもアイルランドのギネスビールの焙煎麦芽は232℃と定められた高温で焙煎されています。

カカオ、麦芽。
どちらも種、そして焙煎、発酵、全く違う素材の共通項を繋ぎ合わせたペアリングです。

ショコラジェラートについてはカカオパウダーの配合を中止。
どうしてもショコラのコンチング(摩擦)に対して荒いので舌触りに影響してしまいます。
その分、成分比率でバランスを取り、乳脂肪と水分率のバランスにこだわっています。

そんなジェラートはオーバーランといって空気を抱き、それが美味しさの一つでもあります。

また、ドラフトギネスにはフローティング·ウィジェットという窒素ガスの玉が封入されていて約300万個の細かい泡が発生するそう。

お互い空気を抱いたもの同士、褐色したメイラードの美味しさをキーに繋がり合うペアリングです。


#感謝の芽吹き

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