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安全大会に出た

7月7日の七夕、お世話になっている会社の安全大会に参加した。
この日はご厚意で各会社のブースを出していいとのことで、弊社でもブースの出展を行った。

このブース出展の為に、のぼりを作成した。

頑張ってデザインしました

こちらもお世話になっている方の協力で作成した。有難いことです。

届いてみたら思ったより大きくて、車に載せるのが結構大変である。
会場の天井ぶち抜いたらどうしようと思ったが、他のブースを見たらみんなこのくらいの大きさだった。
のぼりって店の前に置いているのを横目に見るくらいだから、正しい大きさとか真面目に認識したことなかったのかも。この世って多分そういうものがたくさんある。謎の学びを得た。


会場は東京にある貸会議室みたいなところだ。弊社は神奈川にあるのでそこそこ遠い。営業Sさんの運転で向かった。東京の道路は煩雑なうえに狭いし車も多く、自分がもし運転したら…と考えて勝手に一人でゾゾゾ…となっていた。長尾くん助けて。

会場に入って周辺を見渡すと、自社製品のアピールの為に出展されている方が多い。ロール型のでっかいポスターを置いている会社さんもいて、ブース出展の勉強になるなあとか思った。

弊社ブースの机の上
弊社のブースと営業のおふたり

弊社は商品という概念がないので、この日の為に作成した広報紙や現場の写真、パンフレットなどを陳列した。ほかの机と比べると少々殺風景な感じがしてしまう。造園業の広報の難しいところが出ている。

それでも興味を持ってくれる方や、同業の方などがブースに立ち寄って下さり、頑張って作った広報紙を手に取ってくれる方もいた。
様々な業種の方と名刺交換することができた。私の名刺はなぜか部署名が書いてないので、口頭で広報だと説明するのが結構大変だった。

隣のブースの会社さんに至っては名刺交換のついでに、ロール型のポスターのメリットとか、費用とか教えてくれた。
気になっていたのがばれてたのかしら。嬉しいね。

広報活動において、SNSなどインターネット上でアピールしていくことは、不特定多数の目に触れるという点で有用ではあるし、コロナが落ち着いてきたとは言えまだ完全には収束していない微妙な昨今の社会には適した広報の方法ではある。
しかし、こうした同じ会社さんの下で働く人たちが直接会い、交流し、仕事の話をするイベントも、より仕事と密接に繋がるので広報活動には欠かせないものになってくると感じた。
今でも造園業の世界は口コミなどで会社の話が広がることも多いしね。

安全大会では、橋桁が落ちて2名亡くなった事故の話を皮切りに、現在の労災の状況・予防法などが非常にわかりやすく説明された。
建設業に従事する人間は全体で10%も満たないのに、全業種での労災の割合はほとんど建設業である、という話が結構衝撃的だった。
それだけ危険と隣り合わせの仕事を、ここにいる人たちはやっているのだと不思議な気持ちになった。
労災の内容としては、転落・墜落事故が建設業においては多いらしい。
造園業においても、高木の剪定などで梯子を使用したり、時には高所作業車に乗ることもある。実際、梯子が滑って頭から落下したりという事故もある。
広報だって、もしかしたら撮影中に事故に巻き込まれるかもしれない。切り落とした木が直撃するとか。(それが怖いのであまり近くで撮影しないように意識しているのだけれど)

安全大会の意義は、「もしかしたらこうなるかもしれない」「自分もこういうヒヤリハットあったな」など、労災を自分事として意識付けをし、気を引き締めなおすものなのだと感じた。

初めてのブース出展、初めての安全大会と初めて尽くしの七夕、お願い事は「職人さんたちが怪我をしませんように」になった。



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