着物を着てどこ行こう
昭和生まれ世代には非常に印象深く覚えられているであろう
今から20数年前に流れていたこちらのCM
○ ONDA ス○ップワゴン
成功事例としてやその考察など様々な事例として取り上げられました
私見ですが結論から申し上げますと
これが出来なかった事が今日の着物業界の現状にあるのではないかと思っています
「着物を買っても着ない着れない」
「着物を素敵さが良くわからない」
「価格から考えると費用対効果を感じる事が出来ない」
日本民族としてのこれまでの伝統で着続けるというものが前提として
今の時代に合うのかどうかと考えると必ずしもどうかと思いますし
着る為の手間や購入に至るコスト削減の対策として
簡単に着付け出来る構造の多様化やいわゆる値引きなどでは
変化し続ける時代にはその対応はまず難しい事は分かっていた事です
私も含めではありますが着物を購入して頂くお客さま側に
売ったその後をすべて委ねるという考えがあったかと思います
お客さまが言いたいことは一つ
「どこに着て行ってどんなメリットがあるのか?」
という事だということです
流行病が終息してきており、外国の方が増加してきている現在
どう行動するかが重要になってきています
この辺りはPRの方法を考えつつ
継続して発信し続けていく事とさまざまなアイデアを
お客さまにご提案する事が今こそ重要な場面であると思います
今の世の中見た目オシャレであったり
希少価値や価格や利便性だけでは人は動きません
他にも素敵なものやコスパが高いものなどいくらでもあります
わざわざでも着たメリットやイメージを発信するのは
我々の仕事ではないか、と考えながら努力し続けていかなければいけないと
今更ながら再認識しています
今後も努力して参ります
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