2019年1月〜2020年8月振り返り(自転車休止前)
2019年1月〜6月
その冬は、ロードバイクに乗り始めて初めて膝痛を発症することなく越せた冬だった。
少しはトレーニングっぽい事をしようと春先から週1〜2回の自転車通勤を始めた。
いつだったかの帰宅途中、信号待ちでとあるロード乗りの方と話す機会があった。
「まずは毎日通勤できるようにならないとね」
そんな事を言われた。
1日自転車通勤すると1~2日は乗る気がしなかったのでそんなことできるようになるのかと思っていた。
2019年7月〜8月
7月の下旬、思いたって週5自転車通勤チャレンジをする。
通勤用にパワーメーターを手に入れたらしくここから負荷の記録がついている。
今見ると初日からTSS200超えてるし頑張りすぎなのだろう。5日目には疲れて100切ってる。
チャレンジ断念は疲れたからというよりも、夏だったからか、新しくしたサドルに慣れていなかったからか、数日でお尻に出来物ができてしまったから。
日を追うごとに酷くなる痛みに耐えながら頑張ってみたがどうにも耐えられなくなり2週間ほどで諦めている。
お尻はこの後半年ほど完治せず痛みに悩まされた。
自転車通勤チャレンジを諦めた後、高々2日ほどの休憩を挟んで、今度は帰宅後に近所を走ってる。サドルに乗っている時間を短くしてお尻の痛みをだましだましで乗る作戦。2週間ほど続けて、このままではお尻が治らないと思い1週間ほど休憩。
2019年9月〜11月
9月には早起きして朝走るようになっていった。
4時に起き5時から近所を1時間ほど走ってシャワー、そして通勤というサイクル。
10月がまばらなのは雨のせいだったか、お尻の痛みのせいだったか。
11月には(それまで目標として頑なにFTPを200にセットしていてうんともすんとも言わなかった)Garminが2回ほどFTPの更新を知らせてくれた。
少しは走れるような感覚もあって楽しくなってきていたが、寒くなるにつれ4時起き5時スタートがキツくなっていた。
見返してみるとこの頃からあまり休養日という概念なく走っている。TSSは確認してるけど、数値として見るのは楽しくて、だからってどう管理すればいいのかはわかってない。ATL、CTLなんて未だによくわからない。
距離が上に抜けているのはロングライド。
2019年12月
月2000km走るといい、というようなブログを目にした。LSDはいいぞ、というようなのも目にした。
自転車通勤にすると5時起床6時スタートのサイクルで起床を1時間遅くできるということもあった。
3月くらいまでLSDがてら自転車通勤をすることにした。
道中20〜30分ほど止まることなく走れるパートがある。最初の1〜2週はここを一定のペースで止まることなく漕ぎ続けるのもしんどかった。
2020年1月
順調に週4回ペースで自転車通勤。
TSSが120程度で揃っているので学んだらしい。棒グラフが飛び出しているのは週末ロングライド。
少しずつ慣れてきて余裕もでてきた。
そんな頃、ある程度走れるようになったら参加してみたいと思っていたチームのリーダーのブログを久しぶりに眺めるとグループライドが告知されていた。
まだついていけないと思ったけど、グループライドの告知もあまりないのでこの機を逃してはいけないと参加を申し込んだ。
その高速グループライドは予想通りあまりついていけなかったけど、十分楽しかったし、ついていけるようになればもっと楽しそうだった。
1月 22日84時間1857km
2020年2月
週5回ペースで自転車通勤。
高速グループライドにも2回参加した。
高速グループライドついていけるようになりたくて、自転車通勤時に負荷をかけたりしていた。通勤時のTSSが200を超えているときもある。
高速グループライド後の月曜日はだいぶ疲れていたものの、自転車通勤を続ける、と決めていたので休むのも癪だった。
走りだしてしまえば走れてしまったので、まあなんとかなるものだと思っていた。
思えば馬鹿なことをした。
2月 24日84時間1939km
2020年3月
週4〜5回ペースの自転車通勤。
高速グループライドも2回参加。
相変わらずついてはいけないけど、割と走れるようになってきたかも、などと思っていた。(GarminさんのFTP更新反応なし)
150㎞を超えたあたりでは他の方より余力があるようにも感じることもあってLSDの成果も出てきたのかなと思うこともあった。
3月 21日79時間1827km
2020年4月
緊急事態宣言下での自宅待機期間も朝は同じように起きて1〜2時間ほど走っていた。
4月 22日53時間1242km
2020年5月
なんだか走りに力強さがなかった。
LSDばかりやっていたからかなとも思ったので、平日は11月にFTPを更新したコースを同じように走るようにしてみた。
ただあの時のように日を追うごとに伸びてる感じは出てこなかった。
思えば疲れていたのだろう。
週末には3〜4時間ほどのLSDをやった。
LSDといってもパワーゾーンでいうとL2〜L3の境目くらい。
心拍70%〜75%位を目安にしていたはず。
この時自分の中でLSDはこの位の強度だと認識されていた。
下旬に2日休養日を挟んで3本ローラーでRAMPテストをやってみた。
11月からFTP更新を期待していた。
10くらいは上がるんじゃないかと思っていた。
結果は以前とほぼ変わらなかった。
測定方法が違うとはいえがっかりした。割とがっかりした。結構がっかりした。
ここがカラダの無理をココロが支え切れなくなった所なのかもしれない。
5月下旬、緊急事態宣言が明け、残念ながらリモートワークとならなかったので自転車通勤再開。
宣言期間中は時間的距離的にはそんなに乗っていないので余力があるはず、と少し強めに踏みながら通勤した。
帰宅時は疲れていてなんだろうなとは思っていた。
週末はどうにもかなり疲れが出てしまってだるさで2日とも家で寝ていた。
5月 20日56時間1298km
2020年6月
週末の疲れもあまりとれず自転車通勤は休もうかなとも思ったけど、コロナ禍での電車通勤を恐れる家族の目もあり、疲れを感じながらも自転車通勤を続けた。
雨が少なかったのもよくなかった。
週末に走る気は起きなかった。
オーバートレーニング症候群といわれるものではないかと思った。
19日64時間1493km
2020年7月
どうにも疲れが取れないのと雨が続いていたので2週間ほど自転車通勤はお休み。
2週間休んだので少しは疲れが取れたかとロングライドに行って、やはりだめさを実感。
さらに10日ほど休んで自転車通勤をしてみるも疲れがとれない。
どう考えてもおかしいことはわかっていた。
もっと休まないとという思いと、ここまで乗ってきたことを無駄にしたくないとの思いが交錯していた。
4日15時間352km
2020年8月
この後に及んでアクティブリカバリー領域でなら回復しながら乗れないだろうかと何度か自転車通勤を試した。
どれだけゆっくり走ってもしんどかった。
中旬にようやく完全休養することを決心した。
オーバートレーニング症候群だったとして、3ヶ月には再開できるだろうか、遅くとも半年後には乗れるようになるだろうか。そんな気分だった。
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