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オンラインで「生き様」を伝えるには

オンラインのコミュニケーションでどうしても抜け落ちかちなのが、「生き様」、別の言い方をするならその人の「背景」「オーラ」「空気感」みたいなものなのかな、と勝手に思っている。

どうしても伝わりにくい、嘘くさくなってしまうオンラインのやり取りは苦手という意識がある。いきなりキーワード検索やらで繋がってしまう関係性って?というモヤモヤとか。どうしても無意識にポジティブな部分ばかりを載せてしまいがちなSNSが作り出す過剰なイメージも歯がゆい。
少しネガティブなことを書くと、他人の違う解釈のネガティブな返信がとんでくる。

アナログな速度とデジタルの速度のギャップも関係するのかな。私の奥底に眠るシャイな性質が、過剰な繋がりを拒否することもある。「わかる人だけわかってくれたらそれでいいの。」という。

でも、実はこれらの伝わりにくいものをあえて意識して自分発信でオンラインに乗せようとしていけば、関係のミスマッチは減っていくんじゃないかな?とか思ったり。

対面のいいところは、一回会えばだいたいその人の持つ空気感とかで、「あ、この人好き。」とか直感が働くこと。大体その直感は当たる。

オンラインだともしかしたら今までの発信の仕方だと、私のことを好き嫌いか判断する判断材料が足りないかも。と思っている。
インターネットになにか載せようとすると、たくさん伝えようとするあまり端的にまとめがちだし、そうすると無駄な余白がなくなって、対面で感じる「あ、好きかも」の直感よりも情報の有効性(自分に役立つ情報かどうか)を判断されてしまいがち。

私の売るパンひとつとっても、たとえば「食パン」と一言で言っても、どんな食パンなのかはオンラインでは伝わりにくい。それをいくら宣伝しても、結局伝わるのは食パンというキーワードだけで私が作る食パンのことは伝わらない。「おいしい」なんて人それぞれ。

食べてもらえば好きか嫌いか判断できるけど、まだオンラインで直接食事はできないので、(いつかできるのだろか)、食べるという行為以外で自分のパンを好きになってもらうにはどうしたらいいだろう。

例えばこうやって、頭の中を見せること。
作ってる工程を見せること。
一番おいしい食べ方を伝えること。

思想や考え方が好きでも、その人の作るパンが好きかどうかは別問題。

実際、近所のおいしい焼肉屋に通うのは肉がおいしいからで、店主のおじさんの思想とかは別に気にしない。人柄の良さとかはリピーターになる上で関係するけれど。

とかモヤモヤしながら新しい形を探している。

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