思考は日常にある
なんだか仰々しいタイトルを付けてしまった。
でも難しく言うとタイトルになるが、簡単にいうと気づきはそこら辺にあるよネって話。
いまWebライターのお仕事の合間に刺し子なるものをやっている。
刺し子が分からない人もいると思うので簡単に説明すると、刺繍の一歩手前。
下書きされた線に沿って刺し子糸で縫っていく。
東北のどこかの民芸品と聞いたことがある
刺し子は要は波縫いの連続なので考えることは少ない。
少ない分作業に没頭でき、頭の中が空っぽになって執筆のよい気分転換になる。
単純作業。何も考えない。
とは言ってもこんなコラムを書く僕だ。ああだこうだと考える。
けれど頭はスッキリしているので建設的なことを考える。
例えば玉結びの作り方、糸の通し方、縫い方。
一刺し一刺し考えながら作業をすると、はっと気が付く瞬間がある。
こうやるのか、こっちの方が作業しやすいのかと。
僕はこの瞬間が非常に好きだ。
溶接工をしていたときも、日々作業の中での気付きで作業効率が上がったり、仕上がりがよくなったり。そういった経験に喜びを感じていた。
Webライターでもショートカットキーを多く使う。
何が言いたいかというと、気付きはそこら辺にある。それには思考することが大切だということだ。
気付き、改善し、反映させる。結果、成果が出る。
成果は自信に繋がる。
僕はみなさんと同じように自分に自信がない。
けれどこうして昔を振り返ると、日々考え改善して来たように思う。
Webライターを始めた頃はタッチタイプなどできる気もしなかったが、今では1時間に1300文字打つ。
出来ているではないか。
考えて生きてきたではないか。
考え、やり直して、活かす。
それをずっと繰り返してきた。
あなただってそうだ。
漢字を覚える、難しい公式を覚える。バイクの構造を理解する。
間違えて、直して、また試してやってきたではないか。
前ばっかり見ていないで、時々うしろを振り返ってごらん。
けっこう褒めたくなる自分がいるよ。
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