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睡眠障害と向き合う

僕は統合失調症。
かれこれ18年以上になる。
初期の頃はお陰様で睡眠障害と呼ばれる物はなかった。
なかったというのは僕の感想で、
医師に言わせると「一日14時間寝るのは過眠と言って十分睡眠障害」らしいのだが、
「今日も〇時間しか寝てない~」と言いながらデイケアにやって来る同年代を見ると
「かっこいいな~」と不謹慎ながら思っていた(僕は花粉症にも憧れる節がある変態)

それが一昨年の夏あたりから急に睡眠時間が短くなった。
24時過ぎに寝て、4時、ときに2時に起きることが多くなった

一日に14時間寝れるなんていいね
なんて言われる事もあるが、一日何もできない罪悪感(僕は妻の両親と同居しているので、彼らの目もある)もなかなか辛いので、
起きていられるのはとても快適で、心地が良かった。

その頃Webライターのお仕事も忙しくなって来たので、これ幸いと起きてすぐから寝るまでパソコンの前にいた。
成果も上がり眠気はますます無くなる

当然倒れる

眠れなくなって半年くらいして幻聴が聴こえるようになった。
入院をした。
精神科には都合4回目だ。
入院中も眠れず、病棟で大暴れだ
入院は主治医と折り合いが悪く約1か月で終えることとなる。

帰宅してホッとしたのか、少し眠れるようになった。
よく寝た次の日は幻聴がないことに気が付いた。

当たり前だが、人間には睡眠が必要だ。
自覚のある無し関係なく1日に6時間は睡眠時間を確保しないと、僕の様に錯乱する。
錯乱しないまでも、パフォーマンスは確実に落ちるだろう。

お陰様でここ数週間はよく寝られている。
逆に寝すぎなくらいだ。
少しボンヤリすることもあるが、精神が安定し、やる気に溢れている。
仕事が少ないので成果は上がっていないが、ブログやkindle執筆、こうしてnoteも書いている。


統合失調症の本を読むと休息期というものに入ると、こうしてたくさん寝てしまうようだ(逆に寝られないは急性期というらしい)
何にせよ急性期から次の段階に移ったのならよしとしよう。
このままどれだけ寝てしまうかは分からないが、回復の過程だ。

病気ではない人も、気分や体調の浮き沈みがある。
だったら精神疾患でもヘビーな部類に入る統合失調症に浮き沈みがあって当然だ。

あるがままを受け入れられる程ぼくの人間性は立派じゃないけれど、現実を受け入れることで、少し成長できるかもと、イヤらしい考えもなくはない。

さて寝るかzzz…

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