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日本即興コメディ協会との出会い・・・

ある日、務める病院でコミュケーション研修をするという・・・。
誰が講師なのだろう?
と思っていたら、どうやら外部の先生らしい。
え!?日本即興コメディ協会!?
コメディという言葉に衝撃を受け、少し混乱。
・・・どんな研修なのか、不安でいっぱいに。

しかし、研修が始まってみると、とにかくワクワクの連続!楽しい!!
こんな研修の仕方があるのかと、驚きました。
講師の方の話を聞いていると、なんか奥が深そう・・・。
一見コミュケーションとは関係なさそうなインプロゲームですが、
しっかり結びついていることがよくわわります。
なるほど、これは2時間で学びきれるものではなさそう・・・。

うん、勉強してみようかな。

まずは心理的安全性アンバサダーの体験会にドキドキの参加。
さすが心理的安全性の場、戸惑う私にみんなが待ってくれる!!
実は人前で話すことは大の苦手です。ここは私自身も変わらなければと
必死でした。
正直めっちゃ汗かきます(笑)。
でも、全然嫌な汗じゃない!
そして、何よりファシリテーターに憧れます。本当にかっこいい!
自分もあんな風になりたい!
そんな思いで、心理的安全性アンバサダーの講座を申し込みました!

ドキドキしながら開始時間を待ち、そして、講座が始まりました。
心理的安全性とは?という基本的なことからコミュニケーション術など、
心理的安全性のある「場」を生み出す為の手法をインプロゲームを通して
学んでいきます。
講義⇒ワーク⇒振り返りを繰り返し、その手法を定着させていくのです。
実際に初インプロゲームの時は慣れないワークに言葉が出ない・・・、
すぐに反応できない・・・など、戸惑いました。
しかし、ファシリテーターも参加者の方も温かく待ってくれるので、
安心して参加することができます。
ゲーム中も振り返りの際も、みんなの言葉を、ファシリテーターの言葉を
メモしました。
次こそは反応できるようにするぞ、と頭に入れていきました。
回を追うごとに、緊張でぼやけていた視野が開いていく。
周りが見えてくると、心理的安全性ってこういうことか!と、
実感できる場面が増え、その心地よさが体にしみ込んでいくようでした。
講習期間も半分越えてくると、自分に変化が!?
あれ、ちょっと言葉出てるかも。反応できるようになっていきてるかも。
他の参加者の方にも、あづさ変わってきたね!と。嬉しすぎる!!!

心理的安全性アンバサダー取得直後、
心理的安全性インプロファシリテーター
という上位認定が開設されました。もちろん私は即申し込みました。

やはり私はファシリテーターを目指したい!
医療に絶対必要なはず!この講座が広まってほしい!
その思いで、認定取得に向けて、学びました。
さすがの上位認定、心理的安全性アンバサダーよりも講座内容が深い!
何種類もあるインプロゲームを練習しながら、ファシリテーション技術、
アシスタントの重要性など実践的なことを教えていただきました。
また、インプロゲームは言葉を魔法のように扱います。
今まで意識していなかった言葉もプラス方向、マイナス方向の両方を
インプロゲームで体感することで、言葉の効力を実感することが
できました。言葉一つで未来が明るくも暗くもなるのだと、
改めて自身の言葉の使い方を見直すきっかけにもなりました。

講座の中で、実際に研修プログラムや内容を考案し、
発表をするという演習も行いました。
発表後、すぐにフィードバックをいただくことができ、
かなり勉強になりました。
参加者の方は職種がバラバラですが、ユーザーとしての貴重な意見を
しっかり言ってくださり、多くの気づきを得られたと思います。

私の病院では現在、毎週10~15名を対象に研修を行っています。
私が学んだことを院内に広める為に。

しかし、日本即興コメディ協会のコミュニティに携わるうちに、
院内に限らず、より多くの方に、医療従事者に伝えられたい!!
という気持ちが生まれました。

そこで、日本即興コメディ協会の方に相談し、
医療部門の心理的安全性アンバサダーの講座の開設
を一緒に考えていこうという話になりました。
名付けて、
「心理的安全性メディカルアンバサダー」!!
という名前の認定講座になりそうです。
今後は認定講座の実施や実際に病院に伺って行うコミュケーション研修の
活動をしていきたいと考えています。

今まで普通のただの放射線技師でした。
日本即興コメディ協会との運命の出会いがここまで私を
大きく育ててくださいました。
人前で話すことも苦手、文章力もない、プレゼンなんてやったこともない、そんな私が人前でプレゼンができるようになり、講師としての活動を
望むようになりました。
このnoteにこうして、記事を書くことができるようになったのも、
この日本即興コメディ協会のお陰なのです。
このインプロのすごさを多くの方に知ってほしいと思います。
皆さんもインプロ力、体験してみませんか?

最後に、協会の方々には本当にいくら感謝してもしきれません。
今後も協会繁栄の為に貢献できたらと思います。

日本即興コメディ協会について

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