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目の前のものと内にあるもの

 人とのつながりは偶然であり、運命でもある。何かに導かれるような出会いもあれば、自ら動いて生み出した出会いもある。今日は自分から飛び込んで生まれた縁のお話。

 自分が自分らしく居られる場所や仲間を大切にしたいと思う。PIECESのCforCに参加したのはもう3年前のこと。3年という月日が流れたようには到底思えないのだけど、その間に世界の情勢は目まぐるしく変わった。マスクは必須となり、国と国とが罵り合い傷つけ合っている。わたしはCforC2019を修了した翌年、チューターという役割が初めて生まれたCforC2020にチューターとして参加した。その翌年も一応チューターだったけど、ほぼほぼ何もしていない。(だって2020修了生が大活躍してくれたんだもん。)ひとつひとつを思い返してみれば、3年という月日が経ったのも頷ける。

 知らない場所や、未開の地に飛び込めば当然失敗もする。痛みや傷つくことだってある。みんなチューターって何をするの?って思ってただろうし、実際に「チューターって何なの?」って声を頂いたこともある。人との距離をうまく測れずに失敗したことも多々あったけど、その度に向き合って言いにくいことも伝えてくれた仲間が居て、励ましてくれた仲間が居たから続けられたのだと思う。

 それだけじゃない。特に何もしなくても居ていいのだと、仕事せず飲み会だけ来ても(わたしじゃないんだからね!とこっそり主張しておく)全然OK、むしろウェルカムな空気は一体どこから生まれているのやら。とにかくどんな状態の自分でもここに居ていいと思えるような空気が、PIECESには確かにある。

 そんな仲間とこの前3年越しに会うことができた。PIECES6周年記念パーティー🥳🎉🪅🎊お久しぶりの方も初めましての方もたくさん居て、あたたかくて柔らかいお祝いムードが漂っていて、久々の再会に話は尽きず、2次会まで参加して終電で帰りましたとさ。偽善ではなく本気でこうしていきたい、こうなれば社会はもっと良くなると思うと躊躇なく話せる、そういう場。

 あとは昨日たまたま帰りが一緒だった同僚とスタバに寄ってお茶した時に(午後9時頃だけどね🥲)、自分がやりたいことを話していたら考えがまとまったのと、同僚からいいアイディアや言葉をもらえてとても嬉しかったし、できるかもしれないと思った。同僚も夢に向かって頑張っているから、すごく刺激を受ける。

 あと今週末に不登校の子どものための居場所を運営している方にお会いして、話を聞かせてもらえることになった。これまでの経験から子どもの障害や貧困そのものよりも、人や地域とのつながりに目が向くようになったわたし。お話を聞かせて頂くのがとても楽しみ。

 こうして自分から飛び込んで生まれた縁は、ひとしずくが大きく波紋を広げていくように、自分でも気づかない内に様々なところに影響してるのだと思う。出会いは確実に人生を変える。

 目の前にある出会いに感謝。自分の心の内にあるものに気づかせてくれる仲間に感謝。

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