見出し画像

なぜ走るのか?

こんにちは、おととしです。
最近、ランニングを再開したので、走ることについて書いていきたいと思います。

私は普通の会社員です。走るのが速いことで役に立つことはあまりないと思います。ちょっと体力に自信があるくらいでしょうか。アスリートでもなければ、わざわざ走ることをしないでしょう。

妻からもよく走れるね、すごいみたいなことを言われます。ただジョギングするだけでなく、自分がキツイと感じるくらい速いペースで走っているからです。距離も2, 3kmでなく、1時間くらいかけて10km走っているからこそそう思ったのでしょう。

自分でも、ただ学生時代に走っていたから走ってるというくらいのものだったので、よく考えたことがありませんでした。じゃあなんで今更走ることが好きだと言えるのかもう一度考えてみました。

まず、体力の向上がよくわかるということが考えられます。ただゆっくり走っていてもタイムが劇的に上がることはなく、ある程度キツイと思う強度で走り、それを継続することでタイムの向上をみることができます。大変ではありますが、たとえば仕事で急に給料が上がることがないのと比較すると、結果が目に見えるというのはうれしいものです。

まず、走るには道具を必要としません。道があって、ある程度の靴があればどこでも走ることができます。つまり、自分の体力の限界がそのまま走るパフォーマンスに反映されるのです。走る技術もありますが、心肺機能とか筋力とかそういった身体の限界を直接感じることができるのは、私にとって魅力があると思います。自分のこの体のをよく知っているというのが私にとっては心地よいのです。

そして、この限界に挑戦するというのがなにか生きていることを実感させてくれると思うのです。今の時代、ある程度のお金があれば生命の危機を感じることはありません。だからこそ、生きている実感が薄い気がするのです。そこであえて「走る」という自分の体一つででき、かつ自分の体の限界を追求する行為は自分の命をよく感じることができるのです。

あえて自分の体を追い込むことで生を実感する。なんて変態なんだろうと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?