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「無駄」って何だろう

渋谷で開催されている「株式会社無駄 渋谷支展」へ行ってきました。

株式会社無駄 渋谷支展 | マイラボ渋谷 (mylab-shibuya.jp)

「無駄づくり」を活動としている藤原氏を最初に見たとき、おもしろいことをやっているな、とすごく印象に残りました。今回は、あの有名人に会えるということですごくテンションが上がってしまいました。いっしょに写真まで撮ってもらって、大満足でした。

本題に入ります。今の時代、効率化が非常に求められています。だから、無駄づくりを行っている藤原氏がこれほど注目されているのでしょう。また、最近になって「無駄」に対する意識が変化してきました。行動を制限されるようになったことで、これまで普通にやっていたことが「不要不急」という烙印を押され、以前のようにはできなくなってしまいました。ここにきて、私たちの生活は大部分が「無駄」でできていると理解するに至ったのです。

私たちが生きていくには、究極、食事と睡眠があれば足りると考えています。私の考えだと、仕事も含めてほとんどの活動が「無駄」なのです。言い方を変えると、退屈な日常を楽しく過ごすための工夫の結果なのです。つまり、仕事も「無駄」なのです。これは、仕事をやらなくて良いというのではなく、実は私たちが自ら仕事をするという選択肢を選んでいるということです。仕事に行きたくないという人も、仕事がなくなったこと想像してみると、何もすることがなくて退屈だと感じることでしょう。

仕事がそもそも、食事と睡眠では物足りない人たち(自分たち)のために行っている活動です。ドライブ、ゲーム、料理・・・といった趣味の道具・サービスを提供しています。仕事は人々の余暇活動を支える余暇活動なのです。だから、仕事がつまらないなら他の余暇活動に移ってもいいし(転職)、自分で考えて作り出し(起業)ても良いのです。

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