ぼっち・ざ・ろっく最終話感想


きたちゃん、ぼっちちゃんが機材トラブって蹲ってるのに気づいても様子変えずに歌い続けてたけど、ソロ直前になってもぼっちちゃんが立ち上がらないから、覚悟決めて自らアドリブ弾き始めたの、めちゃくちゃかっこよかった。
ギターソロ直前のきたちゃん、すごく真剣な表情してる。

ぼっちちゃんが立ち上がったところでリョウと虹夏ちゃんがもう一周しようってアイコンタクトして頷いてる描写があるのもすごく良い。


ぼざろ、ライブやバンドの描写とか設定が本当に丁寧だな〜と思った。
ぼっちちゃんが毎日6時間練習してあれだけ上手くなったってこととか、きたちゃんが半年くらいめっちゃ練習しても自信を持って弾けるのはまだバッキングだけで、歌っててもコード移動する瞬間は弦押さえてる手元を見るところとか、すごくリアル。
アドリブのギターソロは初心者にできるか?って思ったけど、まあそれはそんだけきたちゃんが練習したってことで。


ライブに立てないかもしれないっていうバンドの危機を救ってきたぼっちちゃんを、文化祭ライブではみんな(主にきたちゃんだけど)が助けたのがよかった。

あと、きくりお姉さんの酒は、正気でステージに上がれないお姉さんを助けるものであり、それと同時にお姉さんの弱さの証でもあると思うけど、似たところのあるぼっちちゃんを、そのお姉さんの飲んだカップ酒が救ったのもいいな、と思った。


ぼっちちゃんが歌詞担当なら、星座になれたらもぼっちちゃん作詞なのだろうか……。
ぼっちちゃんから見たら、眩しいのはきたちゃんだろうに、きたちゃんにはぼっちちゃんがずっと眩しかったんだなって。
「君がどんなに眩しくても」でぼっちちゃんの方見てるって説、単に手元見てるだけかもしれないけど、ぼっちちゃんの方見てるっていうほうがいいな……。私はその説を信じたい。


きたちゃんさ、リョウみたいな個性的な一匹狼に憧れて、バンド始めてギターボーカルで真ん中に立って文化祭ライブでたくさん声援をもらっても、「私は、人を惹きつけられるような演奏はできない、けど、みんなと合わせるのは得意みたいだから」って……。
それ、自分は合わせることしかできない、人を惹きつけるような人間じゃないって思ってるよね……。
「きたちゃんは輝いてるよ……っ!」ってスタァライト5話みたくなっちゃったよ、私。


エンディングのぼっちちゃんのアジカンコピー、私がずっとやりたかったことで、すげー良いし、めちゃくちゃ羨ましいしで感情ぐちゃぐちゃになった。

男性ボーカルのバンドを、キーを高くしてまで女性がコピーするのがタブーな雰囲気だったんだ。どこでとは言わないけど。

でも別にタブーじゃなかったらしい。
一部の人間が気に食わないってお気持ち表明したしてただけで、私がその意見を真に受ける必要は全くなかった。
人生後悔ばかりですね。
BUMPとアジカン、ギタボでめっちゃやりたかったよ。


とりあえず久々にギター引っ張り出して弾きたくなりました。
バッキングしか弾けないけど。

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