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楽器、歌声、生活音の音漏れ対策

DIYで楽器や生活音などの自身の出す音を防ぎたい場合にどうすれば良いのか。

それは適当な対策をしない事です。
軽く考えて行動したり、闇雲な対策をしても失敗するリスクが高まるだけで損をします。
特に騒音を防ぎたい場合は十分に調べて十分な検討をしなくてはなりません。その答えはこのnote内の記事にも詳しく書いていますし、関連サイトにも詳しく書いています。

防音の目的に対して基本的に考えなくてはならない点は、
●どんな建物なのか。
●どんな部屋なのか。
●持ち家なのか、賃貸なのか。
●主にどんな音を出すのか。
(騒音の場合はどんな音が聞こえてくるのか)
●周囲の環境はどうなのか。
このへんを考慮して対策するのが好ましいです。
どの部分に何がどこまでできるのかを理解しておかなければ対策する意味も薄くなるし無駄も生じます。

主な音がどんな音かを調べる事で対策内容も決めやすくなります。
どんな音かを調べるには周波数で確認する事です。
周波数域を調べておく事で材料選びや防音構造も決めやすくなるので失敗のリスクはだいぶ小さくなります。

100Hz以下は低周波になり、20000Hz以上は超音波になります。

人間に聞こえる音の範囲は大体20hz〜20000hzの範囲です。(可聴音域)
しかしこの範囲の全ての音がいつも聞こえているわけではありません。
ある一定の周波数(音)が大きく聞こえて入れば、別の周波数帯の音は掻き消されていることもあります。
そういう部分は騒音計では見ることができないので周波数で見るのが正解なのです。

周波数で音の大きさを見る意味は、各音域でどのくらいの大きさで音が出ているか確認するためです。
それを確認するから問題になっている音が見つけられます。
騒音計ではそれができないため、単なる目安にしかならないので大事なところを見失います。
なので当店の実験動画は騒音計と周波数計の両方でありのままの効果をお見せしています。
騒音計だけで効果を見せている動画などは、ほとんどが期待感を演出するためのトリックなので釣られないように気をつけてください。

上記の点からも住まいと状況に適した対策をしなければ思うように効果は出ないということが理解できると思います。

やるべきことをやっていれば効果は自然とついてくるので、先ずは焦らずに調べられることを全て調べてみましょう。

防音対策はDIYでも工事でも、抜けがあったら効果は満足に出てくれないものです。

調べてもよく分からない、DIYでもきちんとした業者に依頼したいという方は当店にご相談ください。
ご自宅に適した対策方法を提案します。







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