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音野里たより(46)〜夏が去り冬が来る〜

久しぶりの雨休み。
畑は喜んでいるだろう。
どうぞたっぷり降ってください。

さて、ここ数日で急に寒くなった。
先週まで夏だったのに、いきなり冬みたいな寒さ。
秋はどこへ行った?
今年もちゃんと紅葉するのだろうか。
すでに枯れ葉で落ちてしまった木々が目につく。

畑は植えてもいないシソが大繁栄し、オクラやダイズを覆ってしまってる。
ここにきてようやく実をつけ始め、葉に元気がなくなってきた。
先月植えた大根や白菜苗は半分くらい虫に食われてしまったが、
生存者はようやく成長し始めた。

ピーマン、トウガラシに山のようにたかっていたカメムシたちも
ようやく姿を消し始めた。今年も大半が食われて枯れてしまった。

長い夏がようやく終わった〜。

で、いきなりこの寒さ!

野菜たちもびっくりしてるかな?
弱いものは淘汰されていく。
人間は助けてくれないのだ。
虫にも病原菌にも暑さ寒さにも耐えた者だけが生き残る。
そして、人間に食われる!
あゝ無情…

人間ほど身勝手な生き物はいない。
いや、他の生物だって身勝手だろうけどね、
なまじ脳が発達してるだけに、やることがえげつない。

都合のいい生き物だけ選別し改良を重ね、生き物として自立できない
ヘンテコ生物を作り出す。好き勝手に利用する。
じゃま者はあらゆる手を使って殺しまくる。
その一方で、自然保護だの動物愛護だのエラソーなことを言う。
自然農はすばらしいなんてことを言う。ボクのことね!

さっき知ったニュース。
豚熱が野生のイノシシにも流行っているので、
該当地域は空中からワクチンを散布する、とのこと。

ううむ。これはどう考えればよいのだろうか。
不遜。というのが第一印象。
だけど、目の前の人間の都合を最優先すればあり得るのかな?
自然保護の立場からすると、とんでもないことだと思うけど。

人間に都合のいいように自然を改変し続けた結果が、
生物の大量絶滅や温暖化、ゲリラ豪雨、夏が去り冬が来る現象に
つながっていると思うんだけど。

イノシシやクマが人里に降りて来てしばしば問題になっているけど、
これは自然からの警告なのでは?


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