焼きいものがたり8 心
今回はD.Hに立ちよった。
焼き芋がちょうど焼き立ての時間であった。
「最高にツイてる!!私の愛が伝わったのだ。」
なんていうことを考えながら、
店員さんが🍠を出してくれるのを待っていた。
楽しみで仕方なかった私は🍠機の前でそわそわしていた。
それに気づいた店員さんが
店員さん「選びますか?」
と袋に入れる前の🍠を見せてくれた。
私「ありがとうございます。ちょっと待ってください、、、」
悩んでいると、、、
店員さん「これとかでっぷりしていて美味しそうですよ。」
と親切に教えてくれた。
しかし、その🍠は私が絶対に選びたくないと判断したものであった。凹凸が凄いし、蜜も出ていないし、皮の色も少し悪そうに見えたからだ。
とはいっても、親切を無駄にしたくなかったので
私「それにします。ありがとうございます。」
その🍠を購入した。
公園で食べる事にした。
「ああ、この🍠は美味しくなさそうだ。でも、やっぱり親切にしてくれた人を大事にしたいし、素敵、楽しさとかを大切にしたいよなあ。美味しくなくても、幸せな気分を得られたんだし良かったと思えるよ。良かったんだよ。」
謎の励ましを完了し、パクッ!!
「美味しい!!」
めっちゃ甘い。私の目は節穴か。めっちゃ美味しい。
もし、あそこで
「いや、それではなく、こっちの方が良いです。」
なんて言って、その🍠が美味しくなかったらきっと落ち込んでいたはずだ。
自分の心に従ってよかった。時には頭で考えることをやめてみるのも良いかもしれない。美意識を大切にしたい。
「いや、出来過ぎているな。このあとトンビに🍠がさらわれるなどのアクシデントでもあるんじゃないか?( ´艸`)」
結局、口の中のやけど以外、アクシデントは起きなかった。いや、毎回のことであるのだが、、、
最高に幸せな気分であった。
あの時の店員さん本当にありがとうございました。
サポートしてくださる方々、本当にありがとうございます。