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島のパン屋さんで働く【わたし、島で働く。】

「大人の島留学」は、島での仕事を中心としたお試し体験移住制度です。
現在、「大人の島留学では具体的にどのような仕事があるの?」というお問い合わせをたくさんいただいております。そこで、大人の島留学編集部が実際に仕事現場に行き、仕事の様子や仕事への思いをインタビューしてきました。多種多様な大人の島留学生の仕事をご紹介する企画『わたし、島で働く。』をお届けします。

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こんにちは!大人の島留学編集部です。
今回は、隠岐桜風舎でパン職人見習いとして働く山口開人さんにお話をお伺いしました。

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(山口さんの職場であるお土産と手仕事のお店「つなかけ」です。)

山口さんは、来島前、「生きること」を就活の軸に自然の豊かな地方での仕事を探していました。そこで、日本仕事百貨で隠岐桜風舎の求人を見つけ、応募。現在、試用期間として2020年10月から半年間「大人の島留学生」として、島への移住の第1歩を歩んでいます。

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お話を聞いた人:山口開人(やまぐち かいと)さん
24歳(取材当時)。兵庫県出身。関西の大学を卒業後、1~2年間のニート期間を経て、2020年10月から大人の島留学生として隠岐郡海士町にてお試し移住を始める。

1.山口さんのお仕事

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ー山口さん、今日はよろしくお願いします。ここは、パンのいい匂いがしますね………。気を取り直して、まず、山口さんのお仕事について教えてください。
山口:勤務時間は、朝の8時半から夕方5時半、6時くらいです。生地作るとなると朝5時半からの出勤です。仕事内容は、パンを作るっていうのが中心だけど、つなかけってお店も工場に併設されているし、パートさんがいないときはレジもするのでお客さんと話せるように商品のことある程度知ってないといけないし、パンの配達をしたりもします。自分が作ったパンがどう評価されているとか、お客さんやお店の人から直接言われることも多いです。配達は、ほとんどの商店に持っていきますね。他には、予約で受けた食パンをお客様の家に配達したり、例えば、教育委員会とかには毎週月曜日とか配達決まっていたり、それ以外は、あまマーレとか開発センターのイベントとかで、そういう時にオリジナルのパンを考えて作って卸したりします。

ーパンの販売まで含めたパンにまつわる仕事の他に、観光全体の仕事にも携わりますか?
山口:仕事としてはないけど、月に1回(株)海士のグループ会社が集まって、海士町の観光について話し合う場、意識共有には参加さしてもらっています。パンの視点から何かできないかなと考えています。

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ーところで、山口さんの得意なパンはなんですか?
山口:アメリカン、メロンパン、ウインナーロール、デニッシュ系ですかね。

ー美味しそう…好きなパンはありますか?
山口:トースターあるなら、塩ハムです。トースターないなら黒豆パンがおすすめですよ。

ー買って帰ります!!

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2.インタビュー① 海士町に惹かれる、つなぐ

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ー山口さんは、隠岐桜風舎で働くのが島に来る理由だったんですか?
山口:就職活動の軸として、「生きる」というところから始まりました。
元々自然が好きだというのが始まりで、地方創生に関われたら、自然の近くで何かできたら良いなと思って、「どこか地方に行こう」と思って就職活動をしていました。さらに、サラリーマンじゃなくて、自分の手でできる、手に職つけて生きていけるような仕事に就きたいと思って、今の会社の求人を日本仕事百貨で見つけました。
自分は、大学卒業後、1、2年間のニート期間がありまして心の中では「このままじゃダメだなあ」というのはあって、家を早く出たいと思って、就活を初めました。
今の会社に求人を出したときは、「隠岐諸島?辺境だなあ」という第一印象でした。なんか、こう、はじめは応募は一応しようと思って、海士町のこととか、この会社のこととか調べていたら一番入る想像ができたし、気付いたら情報を集めたいと思ったところが今の会社と海士町でした。入社まで、パッと2週間くらいできまりましたね。

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ー山口さんは、パンを作るのは今回が初めてですか?
山口:はい、初めてです。

ー入社から4ヶ月経とうとしていますが、どうですか?来た当初と今で変化はありますか?
山口:毎日やっているから、見えてくる部分が広がってきて、最初は何をやっているのかわからない状況だったけど、ちょっとずつ見えてきた感覚があります。パンの成形はだいぶできるようになったし、少しずつ作業の流れが頭に入ってきています。技術的にはまだだけど。

ー山口さんにパン作りを教えてくれる人と作業しながら学んでいるんですね?
山口:はい、先輩には10年くらいパンの仕事をしている人もいますし、ときわベーカリーの山中さんが師匠という形で、毎日工場に来てもらっています。

ーパン作りの師匠の元でパン作りを学んでいるのですね。ここのパン屋さんが大事にしていることはなんだと思いますか?
山口:「大事にしている」かは分かりませんが、昔ながらずっと変わらない味を作り続けていくことじゃないでしょうか。また一方で、これからつなかけで作り続けていくのは、新しいものを作っていくことも大切なのではないかと思っています。

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3.インタビュー② 知的好奇心を刺激する日々

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ーここからは、山口さんの仕事に対する思いについてお伺いしていきます。山口さんは、仕事をする上でどんなことがモチベーションになっていますか?
山口:正直最初は、モチベーションというのはあんまりなくて…でも自分はいつもそうなのですが、飛び込んだら、やっていくうちにどんどんわからないことが出てきて、知りたいと思って、わかんないことがわかったら楽しいし嬉しいし、課題解決しようって気持ちになります。そんな感じで積み重ねができる仕事がパンだったと思います。
また、白波作りに携われていることもモチベーションの一つになっています。白波は師匠の先代から始まった後鳥羽院さんが海士でのご滞在をもっと楽しんでもらえるようにってできたお菓子です。砂糖の間にあんこを挟むんですけど、今の師匠しか作れる人がいなくて、その作り方を教えていただいています。なくなるはずだったものを今こうして繋いでいること、それに携われていることがモチベーションにつながってます。

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ー「島」だからこそ意識して働いていることはありますか?自分の生まれ育った場所や島に来るまでにしていた仕事の感覚と今のような限られたコミュニティーに対する仕事の意識って違うと思いますか?
山口:これは、師匠にも言われたことですが、ちょっとした失敗は強く影響することです。ミスをしないよう気を配ることが大切だと思います。知っている人が自分のパンを食べてくれること、そういう人たちに対していい加減なものは作れないなあという思いになるのは仕事にもいい影響が出ていると感じています。

ー島ならではの厳しさゆえ、良いものを作ろうという緊張感が生まれているんですね。逆に、ここは島だからこそいいなあというところはありますか?
山口:島だし、人口規模もそんなに大きくないから、1つの仕事をするんじゃなくて、いろんなことができるという点は良いところだなと思います。パン作りだけでなくマルチにいろんな仕事ができるっていうのはいいかなあと思っています。
また、都会だと自分が作ったパンを直接評価していくれる機会は、あんまりないと思うけど、こっちにはその機会があるんじゃないかと思います。
そういえば、嬉しかったことがあって、昨日、「パンの形がきれいになってきたね」と社長と常識商店の店長さんに言われました。自分がレベルアップしていることがわかるし、その声を直接聞けるのはやはり良いですね。

4.おわりに

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今回は、隠岐桜風舎にてパン職人見習いとして働く山口開人さんにお話を伺いました。働く環境や働くスタイルを大切にして自然体でいながらも、目の前のことに日々丁寧に取り組んでいる山口さんのお仕事に対する姿勢が伝われば幸いです。
山口さん貴重なお時間と素敵なお話ありがとうございました!

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