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島にいるって「おもしろい」【わたし、島で働く】

「大人の島留学」は、島での仕事を中心としたお試し体験移住制度です。
現在、「大人の島留学では具体的にどのような仕事があるの?」というお問い合わせをたくさんいただいております。そこで、大人の島留学編集部が実際に仕事現場に行き、仕事の様子や仕事への思いをインタビューしてきました。多種多様な大人の島留学生の仕事をご紹介する企画『わたし、島で働く。』をお届けします。

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こんにちは!大人の島留学編集部です。
今回は、海士町役場交流促進課にてふるさと納税に関連する業務に従事する堀之内千夏さんにお話を伺いました。
堀之内さんは、海士町に滞在経験のある友人からの誘いで大人の島留学を知り、来島しました。大人の島留学へは、2021年1月から参画し、未経験な分野ながらも日々実践の中で学びながら業務に取り組んでいます。

お話を聞いた人:堀之内千夏(ほりのうち ちなつ)さん
23歳(取材当時)。新卒1年目。三重県出身。埼玉の大学を卒業後、フリーター期間を経て2021年1月から大人の島留学生として隠岐郡海士町にてお試し移住を始める。

1.堀之内さんのお仕事

ー今日は、よろしくお願いします!まず、堀之内さんのお仕事について教えてください。
堀之内:よろしくお願いします。私は、今は交流促進課でふるさと納税関連のことをやっています。主に行なっているのが、サイト編集です。さとふる、ふるさとチョイス、ふるなびなどにて掲載する項目の編集、作成を行なっています。最初の頃は、返礼品のトップの画像や説明文といった既存のものの編集を行なっていましたが、最近は仕事にも少し慣れてきて新商品のトップ画像を作成しています。
他にも、先輩と一緒に島の事業者さんのところにお話を聞きに行ったり、お礼周りを兼ねて、ふるさと納税業務周りで事業者さんがどういうところが困ったかとか、追いつかなかったかなどの不具合についてお聞きしたり、関連する打ち合わせにも参加して、議事録作成などに携わっています。
また、自分より先に大人の島留学生として交流促進課に勤めている福田さんからふるさと納税の事務作業を教えていただいています。発注作業から、お礼メール、受領書の発行などの引き継ぎを行なっているところです。

2.インタビュー① 島にいるって面白くない?

ーまずは、堀之内さんが大人の島留学をするきっかけについてお聞かせください?なぜ海士町に来られたんですか?
堀之内:元々のきっかけは、海士町でインターン経験のある友人に大人の島留学を紹介してもらったことでした。
私は、大学卒業後、地元に帰ってスーパーでアルバイトをいていたのですが、生活も楽しかったものの、やりたいことではないなあという状態が続いていました。
大学卒業してせっかくフリーターになったから、フリーターっぽいことしたいと思い立ちリゾートバイトをするかと考えていましたが、昨今の社会情勢を受けそれも叶わず… 満足しない日々が続いていました。そんな時に、友人に「面白いことない?」と連絡したところ、大人の島留学を紹介していただきました。直感で楽しそうだなと思っていたので、この話を聞いたことが忘れられなくて1ヶ月か経った後に、役場職員さんへ連絡を取りました。

ー自由度の高い働き方だからこそ、それを活かそうという感じだったんですね。なぜ海士町が楽しそうだと思ったのですか?
堀之内:ちょっと変に思うかもしれないんですけど、身近な人に「自分、何しとんの?おもろ」って言われたいところがあります。海士町は今まで行ったことない島根県にあるし、しかも離島です。離島で働いていることがおもろいなあと思ったんです。だから、海士町にいること自体が「おもろい」みたいな感じです。海士町にくれば楽しいことが待っているという期待感もありますが、海士町に来ただけで既にこれは「おもろい」のではないかと思っています。

ー離島で働くって、今現在は、メジャーなキャリアではないのかもしれませんね。堀之内さんは、今のお仕事に決めた背景はありますか?
堀之内:まず、2020年9月に大人の島留学にいくことが決まりました。実際に来島したのは、2021年1月です。来島前の面談で大人の島留学の担当職員さんからお話を聞いた中で、交流促進課のお仕事に関心がありました。何度か面談のような形で話を聞かせてもらう機会をいただいていましたが、聞けば聞くほど交流促進課でのお仕事に魅力を感じ、ここで働きたいと思ったんです。タイミングが良かったですね。ご縁みたいなものを感じます。

ー交流促進課のお仕事は、どんなところが魅力的でしたか?
堀之内:最初のころ、交流促進課は、観光系のことも扱うし、一方で島の現場にも出たりもすると聞いていました。その時に、なんでもするって面白いなという印象を持っていました。実際に、交流促進課長の話を聞いて、その思いは強くなりましたね。

3.インタビュー② 日々、コツコツと。

ーここからは、堀之内さん自身の島に来てからのことについてお伺いします。働き始めてから今日までの間、自分自身に変わったことありますか?
堀之内:今、来て2ヶ月くらいが経つんですけど、特に自分自身に大きな変化は見られないです。基本的に変わってはいませんが、以前よりも「何かできるようになりたい」という気持ちが強くなりました。自分は元々競争とか好きではないタイプなので、自分に向上心のような気持ちが芽生えたことが変化かなと思います。

ー「できるようになりたい」という思いは何がきっかけで生まれてきましたか?
堀之内:自分は未経験ながらも、画像編集や文章作成、現場に直接出向くことも含め様々な業務に携わらせてもらっています。そんな中でできるようになりたいと思ったのは、仕事をする中でもっと知識や経験を身につけて見聞の幅を広げたいと考えるようになったのがきっかけです。
例えば、最初はミーティングに出ても、専門用語などなんのことについて話しているのかわかりませんでしたが、今はそれがわかるようになってきました。その自分の知見の広がりにワクワク感を感じています。
そのために、家に帰ってからも、デザインについての本を読んだり、時間に余裕がある時はタイピング練習をしたりと、業務に活かせそうな自分のスキルをあげることを最近は意識しています。

ー最後に、皆さんにしている恒例の質問をさせてください。堀之内さんは大人の島留学で初めて島にいらしたわけですが、この数ヶ月間の間、「島で」働くことについてどう感じていますか?
堀之内:来島から1ヶ月ちょっとしか経っていないから気づいていないのか、はたまた本当に思っていないのかもしれないですが、あんまり変わらないなあと思います。人との距離は以前いた地域に比べて近いのかなと思います。あ、マルチにいろんなことができるのが、島らしさかなと思います。マルチにできることが好奇心が広い私からするととても幸せだなとも思っています。ずっとサイト編集をしていても詰まってくることもあります、そんな時に事業者さんのところへ訪問しお話を聞けたりすると、気分転換になるし、編集している画像の商品の生産者さんとお話しできることは大きなモチベーションにもなります。
人が少ないから、一人の人が様々な業務をやるし、できるという環境は魅力的ですね。

4.おわりに

今回は、海士町役場交流促進課でふるさと納税の業務に携わる堀之内千夏さんにお話を伺いました。幅広く好奇心をもって新しいことを楽しみながら仕事に取り組む堀之内さんのお姿が伝われば幸いです。
大人の島留学は、新卒離島キャリアを推奨しています!堀之内さんのような新卒者、第2新卒者を歓迎しています。

堀之内さん、貴重なお時間と素敵なお話ありがとうございました。また、撮影にご協力いただきました海士町役場交流促進課の皆様に感謝申し上げます。

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