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「1月ふりかえり研修を行いました!」編集部より

こんにちは、編集部のロドリゲスです。

今回は、先日行われた、大人の島留学ふりかえり研修会の様子と、その感想をお届けします。

大人の島留学では毎月1回、日々の活動の振り返りと次への小さなアクションを考える「ふりかえり研修会」を行っています。詳しくは、下の記事をご参照ください!

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声にだしてみる

普段、じぶんが思っていることを口に出せていますか?特に、仕事となると、じぶんの思っていることよりも組織の意思が優先され、ついじぶんのことは後回しになってしまいます。

ただ、組織の一員として働くことが多い大人の島留学生が、主体的に活動するためには、職場でのコミュニケーションが必要不可欠です。人を頼り、コミュニケーションを重ねていく、その一歩として、まずじぶんの思考を言葉にしてみることからスタートします。

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レゴで言葉を置き換える

この研修では、レゴブロックを使った表現ワークを行っています。ファシリテーターの豊田さんより出されるお題に、それぞれ好きなブロックを使って、じぶんの思いをレゴで形づくります。たくさん種類のあるブロックから、じぶんの言葉をレゴに置き換えるのは、想像以上に難しいです。

このワークで面白いのは、じぶんの言葉をレゴで表現するだけではありません。出来上がった作品に、色づかいやブロックの置いた位置など、理由を質問します。作成者は特に意図はなくても、その理由を言葉にします。その最中にふと出てくる言葉や考えを、このワークでは大事にしているのです。

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(グループに分かれて作品について話し合います)

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大人の島留学ならではの「成長」と「あり方」

大人の島留学に来る人たちは、みな知識も経験もまだ浅い20代前半がほとんどです。大人の島留学生として島で働き、知識と経験の往復を繰り返しながら、自身の成長へと蓄えを増やしている最中です。このふりかえり研修会は、日々生まれる成長の萌芽をじぶんごと化し、質のいい成長や学びへとつなげられるよう、設計運営されています。

成長や学びの質を高めるというと、なんだか大そうで難しいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、その内実は、じぶんのあり方を疑うことから始まります。

大人の島留学が活動する隠岐島前地域は、総人口約6000人の小規模な離島地域です。小さなコミュニティが多いので、ひとりひとりの関係性は密になります。この環境で働きながら、知識と経験を増やし成長するためには、どうしても近くにいる人々との間で真正な関係性づくりが必要になります。
何も難しく考えることはないのですが、友達と、相互に良好な関係性を築くためには、相手に何かを求めるだけではなく、じぶん自身がどうすればいいか、考えているはずです。その試行錯誤の末に、腹を割って話せる親友ができているのではないでしょうか。すこし強引かもしれませんが、単純な話これと同じように、じぶんのあり方を考えなおすことが、仕事での関係性づくりの大きなヒントになります。

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でも、単純な話ではない

そうです。今までの話は正論かもしれません。ただ、それが100%実践できるのだったら、この研修は一回限りで事足ります。それが、できないのが当たり前であり、できないことに挑むから大人の島留学は面白いのだと思います。

でも、できないことに挑むって、単純じゃないですよね。単純じゃないけど、それでもできない!ってあきらめる選択できない!から努力する選択、どちらを採る?って言われたら、どうしますか?

「いや、無理!」

が、私の素直な答えです。できないことに1人で挑むのは、荷が重すぎますし、1人で決めることも不安が多すぎます。誰かに相談したり協力してもらいながら仲間を集め、やっと挑戦への心構えができます。大人の島留学にきている人が今20人近くいますが、これだけの数、同じ心構えを持った仲間ができると考えれば、この環境は一気にじぶんの強みとなります。

ふりかえり研修会に大人の島留学生が全員集まる凄みは、もしかしたらこの仲間探しにあるのかもしれないなと感じました。
                       

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(初の集合写真)

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