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島前(どうぜん)note

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隠岐島前ってどんなところ? 祭、イベント行事、ちょっとした出来事など幅広いジャンルの記事をまとめています! 海士町・西ノ島町・知夫村での“リアルな暮らし”が垣間見え、移住前、旅…
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#田舎暮らし

離島で暮らすをもっと身近に。まるっと届ける、島前noteについてご紹介します!

こんにちは。 島暮らし歴11か月、還流note編集担当田中です。 現在、「大人の島留学」という1年間の就労型お試し移住制度を使って島根県の隠岐島前地域で暮らしています。最近、島の中で驚いたことは、イベント会場の傍らで”ご自由にお取りください”と書かれた大量のサバが置いてあったこと。 ▼このエピソードをイラストにしてくれました。 まだまだ非日常が多いなと感じつつ、小さな驚きを楽しみながら過ごしています。 さて、皆さん。 ”離島暮らし”と聞いて何が思い浮かびますか? の

「島で仕事を作ってほしい。」全国から若者が集まる島で生まれた若者。

島生まれ島育ち。地元が無くなってほしくない。島で仕事を作りたい。 でも、自分の中での幹の部分は、まだ見えてないです。 ーー今年の5月から海士町役場 住民生活課で勤務している井筒 翔太(いつつ しょうた)さん。隠岐島前高校を卒業後、約8年間を島外で過ごした井筒さんが海士町に戻ってきた経緯や、井筒さんの島に対する思いを伺いました。 島で生まれ、島で育ちました。小中高と海士町で過ごした後、県内の大学へ。大学卒業後は東京のIT系の企業に就職したといいます。ーー 井筒さん: 幼少

幼い頃から海と釣りが大好き。なるつもりはなかったけれど、島で漁師になりました。

島根県内でも隠岐は屈指の漁業のまちで、令和3年の隠岐地域の漁獲量は約6.7万トン(県内75%)と、島根県の水産業の根幹を支えています。(※隠岐支庁農林水産局資料より) そして今回お話を伺ったのは、西ノ島でまき網漁を行う「株式会社一丸」の漁師、福島海さんです。 漁師という仕事の大変さや、生まれ育った西ノ島での暮らし、島への思いなどをお伺いしました。 漁師になるつもりはありませんでした 一度島外に出たんですが、ずっと西ノ島にいます。 高校卒業後、海上自衛隊に入る予定だっ

【大人の島留学生・大募集!】「島の観光」に寄り添う1年を

こんにちは、note管理人の露木です。 今回は私も令和5年度生として参加した「大人の島留学生」の募集についてのお知らせです。 特に観光振興に興味のある方にぴったりの内容となっております。 担当者の愛のこもったメッセージ、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 西ノ島町では、観光をテーマとした新たなまちづくりを担うチームのメンバーを募集します。 西ノ島町観光協会では20代の大人の島留学生を中心とした新規事

千葉から離島へ、教育の世界から小売の世界へ。心地が良い西ノ島での暮らし

島の方なら一度は目にしたことがある 海月堂(くらげどう)とかかれたこちらの車。 「あそびとくらし」をテーマにした移動販売のお店です。 ご夫婦でお店を経営されている小山さんは、千葉県からのIターン。 島に移住してもうすぐ7年。最近、3人目のお子さんも生まれ、 最近実店舗もオープンされ、大忙しなお二人です。 今日は、奥様の亜理沙さんにお話しをお聞きしました! ーーお二人が西ノ島に移住したきっかけを教えてください。 実は最初は、西ノ島に住む予定ではなかったんです(笑)。 お

離島で看護師3年目。住めば住むほど心地よくなる仕事と暮らし。

島根県の離島にある隠岐島前病院。病床数44床の総合病院です。 この病院では、離島の医療に携わりたい多くのIターン者が働いています。 今回は、そんな隠岐島前病院で働く看護師さんにお話をお伺いしました。 青年海外協力隊を目指すーー簡単に久美子さんの自己紹介をお願いします。 隠岐島前病院で病棟の看護師として働いています。 島に来て、今年で3年目です。看護師歴は7年目になります。 ーー看護師を目指したきっかけを教えてください。 最初は大学を卒業して、医療関係の営業の仕事をして

「なんとなく」で来て、しっかり気に入っちゃう島、西ノ島。

こんにちは、そしてはじめまして。中村と申します。 リレー記事企画、今回は西ノ島のターンです! ということで、本格的な記事に入る前に軽く自己紹介をさせていただきます。 私は10月から「大人の島体験」という制度を利用して西ノ島に来ました。 「大人の島体験」というのは、島根県に属する隠岐諸島のうち、西ノ島、中ノ島、知夫里島の「島前(どうぜん)」と呼ばれる3つの島で行われているインターンシップ制度。 3カ月という短い期間で、島暮らしと島の仕事を体験できる制度です。 期間が1年間の

高校生が離島で0円食堂をやってみたら、心もお腹もいっぱいになった話。

こんにちは、Note管理人のYukaです。 本日の記事は、隠岐島前高校地域国際交流部のみなさんからです! 西ノ島で地域の方と関わりながら「0円食堂」の企画を実施。 その様子を楽しく記事にして頂きました。 高校生が島で0円食堂?!今回の企画の0円食堂とは? 西ノ島町にお邪魔したのは0円食堂を島前3島でやろうと考えたからです。 0円食堂とは某テレビ番組で聞いたことがある方もいるかと思いますが、それとは少し違い、捨てられる食材ではなく、島をまわり、その時にお家にある食材を無料で

【続編】島デビュー後の私。-丹波篠山から離島へ-

「私島デビューしました」 前回好評だったこちらの記事。 丹波篠山出身の彼女が、初めて移住したというお話、それも離島に。 (前回の記事を読んでいない方、まずこちらをご覧下さい。) 前回の記事で、とにかく島暮らしが楽しい!と言っていた小谷さん。 あれからの半年間を振り返ってもらいました。 ー一ひとことで表すと、どんな半年間でしたか? 「心がよく動いている」半年間でした。 初めての丹波篠山以外の土地、初めて出会う人たち、初めての体験をこれでもかってほど詰め込んで・・・人見知

人口2,600人の島で300人以上がくるイベントって?移住一年目の若者が町役場でイベントを開催してみた。

みなさんこんにちは、Note管理人のYukaです。 島の冬がやってきましたね。 気温がぐんと下がり雪が降り、外で人を見かける機会も心なしか減ったような?皆さん冬眠モードなのでしょうか?(笑) 少し寂しい感じがします・・・ さて、そんな時期に、大人の島留学生主催でイベントを開催しました! その名も「TERRACE(テラス)」 今日は、来れなかった人でも分かる!当日レポをお届けします。 役場でイベント?300名近くの方が来場! このイベントは、西ノ島町役場にて行われました。

【島の子育て情報】子育て支援センター・シオンにお邪魔しました!

みなさんこんにちは、Note管理人のYukaです。 先日、子育て支援センター・シオンへ行かせて頂きました! 今日はその時の様子をお届けしていきます。 子育て支援センターとは? そもそも、子育て支援センターは何をするところなの? どこにあるの?誰でも利用できるの?などなど・・・ まずは、基本情報をお届けします! 子育て支援センターとは、社会福祉法人シオンの園が経営している、子育て中の方、妊娠中の方、子育てを終えた方など、どなたでも利用可能な施設です。(子育て支援という意味

年間約100人の若者が滞在する離島へカバン1つで移住する方法

島で暮らし、島で働く。 島の一員として最前線の現場で島のまちづくりを担う。 フェリーに揺られること約3時間。 島根半島から約60kmの場所にある隠岐諸島をご存知でしょうか。 今回の話の舞台は、”隠岐島前”と呼ばれる海士町(中ノ島)・西ノ島町(西ノ島)・知夫村(知夫里島)の3島です。 この場所へカバン1つで移住する方法。 それが         『大人の島留学』                                  かなり、大きく大人の島留学を説明

島暮らしってどのくらいお金がかかるの?

2023.10.6 どうもこんにちは、山ちゃんです。最近はヨコワ漁が始まり、養殖のお手伝いでほぼ毎日海の上にいます。力仕事なので1か月後には腕が筋肉もりもりになっていることを期待しています。 さて、今回は新しい土地に住むにあたって実はいちばん気になるであろう「お金」のことについて。 支出は都会と比べて変わるのか?ズバリ、知夫里島での生活にかかるお金は、街での生活とあまり変わらないのではと思います。もちろん、人によって生活のスタイルが異なるため一概には言えませんが、地域振

島の伝統行事「精霊(シャーラ)船送り」に参加してみた!

こんにちは。大人の島留学生のSayakaです。 今回は、お盆の西ノ島の伝統行事「精霊(シャーラ)船送り」に関わらせて頂いたのでその時の体験記をお届けします! 精霊船送りの歴史や背景 精霊船送りは、町誌「西ノ島の今昔」によると、明治中期から行われており、100年以上の歴史がある伝統行事です。 島では、お盆に先祖の精霊が帰ってくると信じられており、8月13日になると仏前を飾りお供えの団子を作り、家族揃ってお墓に参ります。 お盆最終日の16日、西ノ島町では、先祖の霊が精霊船に乗