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アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』17話時点の感想と、「ひろプリ」を再度怪しむ
第17話時点の『わんだふるぷりきゅあ!』の感想。
動物が可愛くて楽しい
プリキュアに変身するとガッカリするぐらいに動物が可愛くて楽しい
動物豆知識要素も面白い(このあたりを絡めなければならない分、脚本は大変そう)
ニコガーデンのアニマルのデザインが旧作アニマルキャラと被ってて不安になる
いろはのお父さんの体型が娘にまったくフィードバックされていなくて不安になる
動物が可愛くて楽しい
というわけで、かなり良い感じです。(お父さんはプロテインやってたんでしょ、多分。)
まあ、今回のシリーズ構成の人のこれまでの担当シリーズが、やばすぎるというほどではないにしろ、そんなに良かった記憶もないので、最終的にはぼちぼちな感じに収まるんじゃないかとは思っています。『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~』は相当アレでしたが。
今のところですが、メインキャラクターのキャラ付けも動物という元ネタと関連付けているっぽいようで良いです。こむぎは「飼い主の人間と仲良くしたい!」という代表的な飼い犬全般のイメージを用いているように見えますし、飼い主を積極的に保護しようとしているユキは「猫のお土産」を元ネタにしているのではないかと思わされます。
猫が人間を思いやる話は良いですね。映画『猫なんかよんでもこない。』の終盤の展開を思い出します。
もっとも、この映画は猫飼いのモラルレベルが低い時代の話なので、今の時代の人間が見ると止めたくなる描写が多いのですが。
「ひろプリ」はやっぱりおかしかった
ここまで来て思うのが、改めて『ひろがるスカイ!プリキュア』(略称『ひろプリ』)がおかしいということです。ブログ・noteに書くのはこれが初めてとなりますが、『ひろプリ』はとにかくおかしいのです。
やたらと話はひどいわ、バズり狙いのネタだらけのくせして設定の作り込みは甘いわで、一体何だったのか、今でもよくわかりません。
特にモブがやたら出てこない回が目につき、猛烈な省エネ作画のストーリー構成で、「プリキュアもついにこれだけ予算が下りなくなってしまったのか…」と思ってしまいました。
後続シリーズであるこの『わんだふるぷりきゅあ!』にしても、けっこう省エネ設計なアニメ作りをしているように思えますが、かといって『ひろプリ』のような不自然さは感じません。ということは、『ひろプリ』が極度の製作予算不足で不自然なアニメになってしまったというのは私の誤解であり、上手く視聴者に見せる能力が制作陣に無かっただけだったのです。
『ひろプリ』は学校に通う設定を作った割に学校生活の描写がやけに弱かったことを少なからずの視聴者から指摘されていましたし、主要キャラ一同がおばあさんの家にまとめて引きこもっていたような印象を私は受けていました。『わんだふるぷりきゅあ!』の社交性と比べると、そのあたりはより際立ってきます。
メインキャラクターがどこかへ遊びに行って、そこに敵がストーカー行為を働き、その話単位としては脈絡なく戦闘シーンに突入するという流れは、ぶっちゃけ『ふたりはプリキュア』からして目にする現象だったので、そういう展開になっても「まあ、お話を考えるのも大変だから仕方ないよね」となるのですが、そういった前例を差し引いても『ひろプリ』はあちこちおかしい話だらけで、やっぱり変だったです。
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