死神と小説家 20話 更新です。
久しぶりの更新になります。
死神と小説家20話 「別れ」更新です。
次がエピローグになるので
1冊分の物語が終わります。
大分間が空いていますが2巻目にあたる
物語も書き始めていきたいなと思う所。
では今回もカナリアさんとのお話から。
20話「別れ」
おはよう。
よく眠れたかい?
今回の物語は
「別れ」がテーマなんだってさ。
別れって聞くとどんな感じがする?
悲しいだろうか? 寂しいだろうか?
でも別れるって決めて別れたのなら、
それは きっと進化なんだと思う。
新しくなると決めて
今までの何かに別れを告げる。
それは「物」かも知れないし
「人」かも知れないし、「信念」かも知れない。
何かと別れる時
苦しかったり、悲しかったり、辛かったり
するのは、自分で決めた訳ではない
外側からの事象によることが多い。
もちろん、自ら決別をしたとしても
痛みが皆無って事はないんだろうけれど。
誰だって予想もしないところから
急にショッキングな出来事が降ってきたら
動揺するだろうし、パニックにだってなるだろう
それは予想外の出来事の衝撃を
まだ受け止めきれていないからだ。
そんな時は急に切り替えようとしない事だ。
寧ろ切り替える事は諦めた方が良いくらい。
ただ、今感じている
悲しみを憎悪を憤りを後悔を眺めて。
少しずつ、少しずつ、飲み下すように
昇華していく。
辛い時はゆっくりするのが
1番手っ取り早いんだから。
さて。
物語の中では
どんな別れが書かれているのかな?
読み終わってもまた会えたら嬉しいな。
カナリア
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