恋わずらい*続*
旦那と付き合っている時に、
お誕生日のケーキを買ってもらった事がある。
「お誕生日だから、ケーキ買ってあげるよ。」
というから、喜んでいたら、
買ってくれたケーキは、あの丸いケーキの上に、
景気よく”お誕生日おめでとう”と書いてある、
キラキラしたステキさではなく、
ショートケーキのいろいろな味が楽しめる。
バラエティセット的な、
ケーキを買ってくれた。
確かにいろいろな味は、楽しめるが、夢がない。
「いろいろ楽しめるでしょ。
そして、三角のショートケーキを丸く並べたら変わらないし、
お得感があるでしょ。」と言われたけど、
「えー!!と思って、納得は、出来なかった。」
その後。ケーキ事件はもう一度あって、
結婚して、子供ができて、
私がすごく忙しかった時に、
出かけていた旦那が、
誕生日を忘れていたのか、
スーパーのケーキを、
申しわけ程度に買ってきた事がある。
4個入りぐらいの、パックに入っている、
苺ショートだったと思う。
もちろん、スーパーで売られているケーキも美味しい。
美味と呼べるケーキもある。
苺ショートには、なんの罪もない。
今の様に、コンビニがあることもなく、
田舎なので、ケーキ屋は、
その当時は、7時ぐらいにはしまっていたと思う。
「えー!ナニコレ。」といった覚えはある。
くれぐれもケーキの選別には、
細心の注意が必要だと、
助言します。
胸に手を当てて考えた時に、
彼女の怒りの原因が、
もしかして、
誕生日のスーパーのケーキかもしれない。
(イマドキ、いないよね。)
終わり。
最後まで、読んで下さってありがとうございます! 心の琴線に触れるような歌詞が描けたらなぁと考える日々。 あなたの心に届いたのなら、本当に嬉しい。 なんの束縛もないので、自由に書いています。 サポートは友達の健康回復の為に使わせていただいてます(お茶会など)