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へえ、ぷう、ぼばん。

 これまで箸の上げ下ろしにまで口を尖らせていたお上が、人民の芯に頼った。
 へえ(、ぷう、ぼばん)。そんなこともあるんだね。
 
 つまるところ、経済再開の策、手詰まりだから、ここまできたらサクセスの鍵は人民にありってなもんで、「制限解くよ」とあいなった。
 
 でも、根治には至らないから、自重を持って活動してねと言われてる。つまり、お上は制限緩める役で、コトが起これば責任はこっち持ちってこと?
 モヤは残るが経済は(へえ、)ぷう(、ぼばん)とふくらむことでしょう。これで少しは上昇気流に。 
 
 それでも不安がふたつ残る。
 ひとつは再拡大。
 ひとつはお上による「困った時の人民頼み」の、ご都合主義の手綱さばき。
 経済も蔓延も気にかけていなきゃいけないこっちは神頼み。
 
 さて、社会はぼばんとふくらむか、ぼばんとはじけるか。
 
 困った時だけ頼られる人民とすれば、大事な決定権をきちんと渡していただきたいところではある。

【縛りすぎもせず、自由にさせすぎもせず、飼い殺しみたいな経済再開に靄が湧く】

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