好奇心、ばんざい。
取り組んでも結果が出ない、うまくいかない、とハナからわかっていても、とりあえず挑戦してみたいと思うものがある。
やりたいという欲求が、首を引っ込めることなくむくむくと好奇心の首を伸ばしてくると、引くに引けなくなっちまう。
そんな無駄足暴走が、たまに起こる。
その走り出した欲求は、すぐには行動に結びつかない。
大人なんだもの、理性というブレーキが止めにかかる。
だけど、、、。
一度やりたいと念じたことを、実際にやったか、やらなかったかで、のちの自分に違いが出てくる。
やりたいと思ったら、やってみることだ。いつのころからか、そう自分に言い聞かせるようになった。
やらずに済ますと、決まって「やっておけばよかった」という思いを引きずる。そんな経験を積み上げすぎた。
「やってダメだった」フィルターを通せば、のちに、うしろ髪を引かれることはない。
やりたいと思ったことに手をつけてしまうと、火傷を負うこともある。
痛い目に遭う可能性だって高まるし、実際、痛い目に遭ってきた。
それでも、やったことで負った傷の痛みは、やらなかった後悔の疼きより軽い。きっと。
わかってもいないのに、わかったふうな顔はしたくない。達観は遠く、道は険しい。険しいだけじゃなく、意識すれば辛くなることもあるけれど、そんな時には呪文をひとつ。
「これは冒険さ」
好奇心で不安要素を覆す。
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