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相談事例|物件購入前の大規模修繕の考え方

物件取得時に

特に築古物件の場合は
大規模修繕の予算を見る必要があります。


限られた時間の中で具体的に
どのように検討したり
調査をしたらいいのでしょうか?


結論としては

新築想定建築費(建物本体のみ)の
10%を予算として計上します。


期間としては

木造:10年~15年周期
鉄骨・RC造:15年~20年周期

となります。

ですので


例えば木造で築30年だったら
新築想定建築費の10%×2の
予算を計上することとなります。

そして


この予算の中には
各部屋の空室対策予算も含めます。


空室対策予算とは
通常の原状回復費用+αの
+αの部分です。


・・・と

こうした情報があれば
物件取得時に予算計上して
シミュレーションできますよね。

そういえば

この情報・知識・ノウハウは
ネットで公開するのは初めてかも
しれません。


個別相談や不動産実務検定の実務合宿などで
教えることがあるくらいです。

ちなみに

この時の予算の見積もり方法を

超概算見積もり

と言います。

見積もりの種類には

1、超概算見積もり(専門家の意見を参考にする)
2、類推見積もり(類似物件の工事費を参考に業者に教えてもらう)
3、積算見積もり(部材など1つ1つ積み上げた見積もり)

とあって


上から順に

・精度が低い→高い
・見積もり時間が短い→長い

と、なります。


物件を買うかどうかわからないのに
いちいち大規模修繕業者に
見積もり依頼はしていられません。


なぜなら

・時間が掛かる
・すぐに工事するわけではない
・だから頼みづらい(笑)

といった理由からです。


ですので

初期の段階では超概算見積もりで
良いのです。

なお

新築時の建築費はどう見積もるのか?
建物本体と空室対策費の割り振りはどうするのか?
予算10%は厳しい金額ではないのか?
具体的な資金調達はどうするのか?
相見積もりする時の注意点は?
業者選びのポイントは?
実際の工事の前後や最中の注意点は?


こうした知識も必要かと思いますが
必要な方には個別相談で
アドバイスしています。

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追伸

個別相談でどんなアドバイスがあるのか?

の参考になりましたでしょうか。

ちなみに

見積もりノウハウは


PMBOK(Project Management Body of Knowledge)
という「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」...
プロジェクトを成功させる知識体系が
基になっています。


興味のある方は検索してみてくださいね!


どのページも わかりにくく 解説されて
いると思いますよ!(笑)

要するに

プロジェクトの定義ってのが

1、有期性である(期限がある)
2、独自性がある(初めての取り組み)

だけなので

その成功知識体系の解説は
どうしても抽象度が高くなるんですよね。


なので分かりづらくなっちゃう。


以上、余談!


失礼しました!

いただいたサポートは更なる研究や発表のための経費とさせていただきます。よろしくお願いします。