日常で見つけたきらめき

とあるカフェにいたら、5歳くらいの男の子とその母親が入店してきた。店のオープン時間が18:00までと書いてあるのを見て、子供が母に「18時って何時?」と聞く。この声が聞こえていた私は即座に「6時よ」を無意識裡に予測した。ところが母親はこう言った。「12引きなさい」。 ! そもそもそういう仕組みで答えが割り出せることすらよくわかっていなかった私は問題外だが、私の馬鹿さよりも問題は、母親が子供に自分で考えさせるきっかけを作ったということだ。安易に答えを出してしまうのではなく、解き方は教えつつ自分で解答までたどりつかせる…。そう思って見るとこの子供は歳の割にしっかりしているようにも見えたし、なんだか日本の将来(大袈裟?)も捨てたものじゃない気がしてきた。あの親子、今どこで何してるかなぁ。

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