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03 OTOMOの由来と会社の話

こんにちは、森下奈津です。
前回に引続き、めぐさんにインタビューをしていきます。
今回はOTOMOのこだわりと、社名の由来について聞いていきたいと思います。

改めて聞きますが、株式会社OTOMOとは、どんな会社ですか?
めぐさん:ひとことで言うと『競技スポーツをしているアスリートの食事周りを整える会社』です。
弊社では、日本に昔からある一汁三菜の食事を基本とし、それぞれのアスリートの競技特性や環境(活動している国、競技スケジュール、気温)に合わせて、そのアスリートが勝つためにオーダーメイドされた食事を提供するところまで行うことができるようにしています。
一汁三菜にこだわっているのは、契約しているチームやアスリートには、すでに日本代表だったり、日本を背負う可能性が高いアスリートだったりが多いため、日本の代表であることを意識して欲しいので、一汁三菜やお箸の持ち方、食事マナーについても伝えています。それと合わせて、日本の行事食や日本古来のことも食事に盛り込みながら、日本文化を食事に乗せて提供しています。

森下:単に食事を提供するだけでなく、食事を通して様々なことを伝えて(教えて)いくのが、OTOMOのやり方ということですよね。
めぐさん:少し前まで、弊社は食事を提供するサービス会社だと思っていましたが、食事というコンテンツを使ってアスリートに学びを提供する教育の場でもあるのではないかと思っています。

OTOMOという社名の由来を教えてください。
めぐさん:会社を作ると決めたあと、社名を考えなければいけないと思っていたら、ふと下りてきました。「あ、アスリートにオトモしよ!」と。
昔話の桃太郎で、サル・キジ・犬が桃太郎にお供をして鬼退治に行く姿が思い浮かびました。桃太郎がアスリートで、トレーナーや指導者、栄養士がサルやキジや犬で、アスリートにオトモする。桃太郎が鬼退治に行くように、アスリートが挑みにいくのにオトモしたい、共に挑みたい。そういう思いで『OTOMO』という社名に決めました。

会話の中で「挑む」という言葉を使っていますが、「戦う」ではなく「挑む」という言葉を使っているのには何か意味があるのですか?
めぐさん:「戦う」という言葉は戦争を連想させてあまり好きではないからです。勝つは好きなんだけど。オリンピックが「平和の祭典」と言われるように、スポーツは世界を平和にするものだと思うんです。

また、アスリートと接する中で、彼ら彼女達は敵と戦っているのではなく、自分と戦って、挑んでいる人が多いなと思ったので、「戦う」ではなく「挑む」という言葉を使うことにしました。

めぐさん、ありがとうございました。
OTOMOの社名を考えていた時は私もその場にいたのですが、まさか桃太郎のことを思いながらOTOMOという社名を思いついていたとは知りませんでした。
次回は、弊社のロゴにまつわる話を聞いていきます。