見出し画像

【就活】東証プライム上場のSI企業一覧(57社)

はじめに(当記事の目的)

安定したSI業界・SIerで働きたいと考えたときに選択肢と挙がるのが上場企業ではないでしょうか。そこで今回は、東証プライム上場のSIerを一覧にまとめましたので参考にしてみてください。

東証プライム上場企業は全業種で1800社を超えていることもあって調査はかなり大変でした…。他サイトでもこういった情報は無いので非常に有益だと思います。

本記事の対象者

SI業界に興味のある就活生あるいは転職者

調査方法

・東証一部の業種区分が「情報・通信業」あるいは「電気機器」
・上記企業の中で法人向けITサービス事業の売上が10億を超えている企業(決算説明資料等で1社ずつ目視確認)

SI企業一覧(売上高 順)

それではSI企業の一覧を売上が高い順に並べました。企業概要は決算説明資料や新卒採用ページ等を情報源にしてまとめております。

なお、noteでは表形式の記述ができないようですので仕方なく画像形式としています。

所感

プライム上場のSI企業分類
 
メーカー系:3社(富士通、日立製作所、NEC)
 ユーザー系:8社
 独立系:42社
 その他:4社

ユーザー系は事業会社のIT子会社なので上場していない会社も多いと思います。そもそも上場するのは資金集めや知名度向上が目的なので、外販事業拡大のためにデータセンター設置や開発拠点の全国展開等で資金を必要とする場合です。

独立系が上場するのは資金力を高めることによって直請けの割合を高めることが狙いだと考えます。これは自分の家を建てる際に資金力のない(=倒産する可能性のある)建設会社は選びたくないのと同じ理屈です。

年収についてはプライム上場企業だからといって高いとは言えない模様。やはり上流工程+プロマネを事業とする元請けSIerは年収が高く、下流工程を事業とする下請けSIerは年収が抑えられる形になりやすいですね。

おわりに

さて、今回は東証プライム上場のSI企業を一覧に整理したわけですが、意外にも下請けを収益柱とする独立系SI企業が多いことには驚きました。

下請けとは言っても、エンジニア派遣(正確にはSES事業)ではなく、資金力と知名度を活かしたシステム開発の受託事業が中心だとは思いますが。

SI業界に限らず、就活ではどうしても資金力と知名度の高い企業を選びがちで、大手企業には就活生が殺到します。例えばNTTデータは募集枠300-500名に対して3万人を超えるエントリーがされるのでどうしても学歴勝負になりやすいのが実態です。学歴で勝てない人は競争率が比較的低い中堅の元請けSIerに入社して経験を積んでから大手に転職するのがおすすめです。

では今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

更新履歴

2023年2月25日 初回公開

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?