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でぐりんの夏の思い出

暑ーーい夏が、今年もやって来ましたね。
みなさん熱中症には、かかってないですか??

意外と家の中でもかかる事があるみたいですね。

今は高いビルが増えて行き場を無くした熱気が
こもって、余計熱さ答えますね。
以前なら、夕方打ち水をしたら涼しい風を感じてたのに…

でもこんな愚痴いっても涼しくはならないし、

夏の良さだけ切り取ってみましょう


僕は八年前、全く見えなくなりました。

全く見えなくなって意外と
気持ちがふっきれたあの初夏の頃。

ヘルパーさんと
須磨海岸?に海水浴に行った。
ちょっと怖かったけど
穏やかな海・波が
気持ちを快活にしてくれたっけ。

見えなくても沖に浮かぶ、たらい船に寝転んで見た。
お日様は区別せず優しく頬を照らしてくれた


あれはまだ視力が普通に有った
20代後半の夏の夜。
地元の花火大会(平成淀川花火)
一眼レフと三脚を背負った夕方の河川敷。
まだ当時全国には知られてはいなかっただろう。

若かった僕は、目的の被写体が綺麗にうつりこむであろう
適切な場所を予測し、
カメラの絞りとシャッタースピードを合わせた!

多分当時は8000発近い夜空の芸術。
その熱い花火師の魂こもった作品達。
この魂の一つ一つを吟味して、僕も魂込めて
心のシャッターを切った。

まだすれてなかったピュアな僕の心
夜空の芸術と重なって、
区役所に 
作品を飾ってもらったっけ。

あれはまだ小学校低学年の夏。
愛媛の今治の親戚の家に
当時は大阪市より熱かったなあ。
虫取りとか広場で近所の子らと苦手な野球なんかして
当時の田舎の小さな遊園地、
また、おばちゃんの車に素っ裸で海岸に行ったっけ。
沖まで泳いで足がつかなかって
おばちゃんにしがみついて
半泣きになって…
夕暮れ近く海岸で体を洗ってくれてたのを思い出した。

それから多分田舎の夜の街を
わがままいいながら歩いて帰った頃

熱中症なんか考えなかった
涼しい夏の思いで、でした。

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